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鍵開け・解錠

鍵をなくした!自力でピッキング開錠は可能?プロが教える「絶対NG」な理由と、無料で開けられる意外な方法

暮らしのお困り事アドバイザーManami 監修
2025年12月 最新情報
「鍵をなくして家に入れない…」「ネット動画の真似をして針金で開けられないか?」 焦る気持ちは痛いほど分かりますが、泥棒よけに作られた日本の玄関錠は、素人が針金一本で開けられるほど甘くありません。

無理にこじ開けようとすると、鍵穴が壊れて数万円の交換費用が発生するだけでなく、場合によっては不法侵入(住居侵入罪やピッキング法違反)の疑いをかけられるリスクさえあります。 本記事では、自力解錠の危険性と、業者を呼ぶ前に確認すべき「火災保険」や「管理会社」の活用法について解説します。
この記事でわかること
  • 映画とは違う!ヘアピンで玄関が開かない構造的理由 業者を呼ぶ前に絶対確認すべき「火災保険」の無料サービス 賃貸ならまずは「管理会社」!マスターキーで開けてもらう手順 自分で破壊してはいけない「交換部品がない」リスク

今すぐ家に入りたい!押さえておくべきポイント

・賃貸なら「管理会社」へ電話

賃貸物件の場合、管理会社や大家さんが「マスターキー(スペア)」を持っています。営業時間内であれば、連絡して事情を話せば開けてもらえる可能性が高いです。これが最も確実で安上がりな方法です。

・「火災保険」の付帯サービスを確認

加入している火災保険に「カギのトラブル対応サービス(現場急行サービス)」が付いていませんか?これを利用すれば、出張費や作業費が無料になるケースが多いです。業者を呼ぶ前に、保険会社のサポートセンターへ連絡してください。

・他の侵入口(窓・勝手口)を確認

玄関は閉まっていても、2階のベランダ、トイレの小窓、勝手口などが開いている可能性があります。落ち着いて家の周りを一周し、侵入できる場所がないか確認してください。

ピッキングによる自力解錠が困難な理由

ピッキング防止法の存在

日本には「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律」があります。業務正当な理由なくピッキングツールを所持することは犯罪です。つまり、一般人が「解錠ツール」を入手すること自体が難しいのです。

防犯性能の進化

最近の鍵は「耐ピッキング性能10分以上」が当たり前です。プロの鍵屋でも、鍵穴からの解錠には特殊なスコープと熟練の技術が必要で、数十分かかることもあります。

サムターン回し対策

「ドアの隙間から針金を入れて内側のツマミ(サムターン)を回す」という手口も、最近のドアは「防犯サムターン(スイッチを押さないと回らない)」になっているため通用しません。

自力で鍵が開けられるケースと、家に入る方法

1
トイレ等の「簡易錠」ならコインで開く

玄関ではなく、トイレや浴室の鍵が開かない場合、外側のノブに「マイナスの溝」があれば、10円玉を差し込んで回すだけで開けられます(非常解錠装置)。


2
窓の鍵(クレセント)を攻略する

玄関は無理でも、窓の鍵(クレセント錠)なら、隙間がある場合に限り、下敷きや定規を差し込んでロックを動かせる場合があります。※防犯ガラスや補助錠がある場合は不可能です。


3
諦めて「鍵屋」を呼ぶ

管理会社も繋がらず、保険も使えない場合は、プロの鍵屋を呼びます。「地域名 鍵屋」で検索し、必ず「見積もり無料」「キャンセル料の有無」を確認してから依頼してください。

万が一の鍵紛失に備えておきたいおすすめアイテム

火災保険の契約書(アプリ)

【最強の切り札】「鍵開け無料」の特典がついていることを知らずに、自費で業者を呼んで損をする人が多いです。まずはこれを確認してください。 まず確認 価格: 0円

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【生命線】業者や管理会社を調べるのにスマホは必須。締め出された状態で電池が切れると詰みます。常にカバンに入れておくべきです。必須 価格: 2,000円〜

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キーファインダー(紛失防止タグ)

【予防】今後同じことが起きないように。スマホで鍵の場所を探せるタグをつけておけば、家に入れなくなるリスクを激減できます。 再発防止 価格: 3,000円〜

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NG行動

ヘアピンや針金でピッキングする
現代の鍵(ディンプルキーやウェーブキー)は、複雑なピン構造をしており、針金程度では絶対に開きません。むしろ、異物が中で折れて詰まり、正規の鍵があっても開かない「完全故障」を引き起こします。
ドリルで鍵穴を破壊する
持ち家だとしてもお勧めしません。プロは破壊すべき「コア(急所)」を知っていますが、素人が適当に穴を開けても、ロック機構は解除されず、ただドアを傷だらけにするだけです。破壊後の交換部品も手元にないため、結局ドアは開きません。
2階やベランダへよじ登る
雨樋や配管を伝って2階へ侵入しようとして、転落して大怪我をする事故が多発しています。また、近隣住民に通報されて警察沙汰になるリスクもあります。命より高い鍵開け代はありません。

プロ vs DIY 比較

比較項目 自分で解決 (DIY) プロに依頼
費用目安 0円 〜 0円 15,000円 〜 40,000円
開錠成功率 玄関錠に関してはほぼ0%。トイレ等の簡易錠なら可能。 特殊工具や、窓からの解錠、破壊開錠などあらゆる手段で100%開ける。
ドアへのダメージ こじ開けようとしてドア枠を歪ませたり、傷だらけにするリスク大。 基本的に「非破壊(壊さない)」で開ける技術を持つ。壊す場合も最小限のダメージで済ませる。
費用 0円だが、失敗して壊すと修理費が10万円コース。 15,000円〜30,000円。安くはないが、確実に家に入れる。

プロに頼むべきサイン

以下のような場合は、無理せずプロに相談することを推奨します。

ディンプルキー(穴あき鍵)である 中度

鍵穴が「く」の字型になっていたり、丸い穴が空いているタイプは、ピッキング不可能です。プロでも鍵穴からは開けられず、特殊な治具でサムターンを回すか、窓から開ける方法を取ります。素人は手出し無用です。

電子錠・スマートロック 中度

電子的にロックされているため、物理的な攻撃は一切効きません。電池切れなら外部給電で開きますが、カードキー紛失などの場合はプロによる破錠(破壊)しか方法がない場合があります。

夜間・雨天時 中度

暗くて手元が見えず、足元も滑りやすい状況でのDIYトライ(窓からの侵入など)は事故の元です。体力を消耗する前にプロを呼んでください。

💡 プロからのアドバイス 鍵屋の現場で一番多い「もったいないケース」は、ご自身でドリルや針金で鍵穴をグチャグチャに壊した後に呼ばれることです。 こうなると、本来なら「ピッキング」や「サムターン回し」で無傷で開けられたはずが、シリンダー交換やドア補修が必要になり、請求額が跳ね上がります。 「何もせず、そのままの状態でプロを呼ぶ」のが、結果的に一番安く、早く家に入れる方法です。

よくある質問

Q. 警察や消防署は開けてくれますか?
A. 「中に赤ちゃんがいて命の危険がある」などの緊急事態でない限り、警察や消防は鍵を開けてくれません(民事不介入)。民間の鍵屋を紹介されるだけです。
Q. 「5000円〜」という業者広告は本当ですか?
A. 注意が必要です。それは「簡単な刻みキー」の最低料金であることが多く、ディンプルキーの場合は「難易度加算」で最終的に2〜3万円になることが一般的です。電話口で「総額の目安」を必ず聞いてください。
Q. カードキーを使って隙間から開けられませんか?
A. 昔のドアなら、ラッチ(三角形の金具)をカードで押して開ける方法がありましたが、現代のドアは「ガードプレート」という金属板で隙間が塞がれており、カードは入りません。

「自分では難しい…」と感じたら
無理せずプロに相談しましょう

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監修者
この記事を書いた人
暮らしのお困り事アドバイザーManami

10年間、生活のお困り事サービスサイトの運営に携わりお困り事アドバイザー&解決インフルエンサーとして活動しています。業界・ユーザーの双方の課題を解決してきた経験を基にわかりやすく情報を提供します。

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