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遺品整理

遺品整理はいつから始める?自分でやる手順と「デジタル遺品」や「悪徳業者」の注意点

暮らしのお困り事アドバイザーManami 監修
2025年12月 最新情報
「親が亡くなり、実家の荷物を片付けなければならないが、何から手をつけていいかわからない…」 悲しみの中で膨大な荷物と向き合う遺品整理は、精神的にも肉体的にも大きな負担となります。

無理に進めると、大切な権利書を捨ててしまったり、親族間で相続トラブルに発展することもあります。 本記事では、遺品整理を始めるべきタイミング、効率的な仕分けのルール、そして業者に依頼する場合の「失敗しない選び方」を解説します。
この記事でわかること
  • 遺品整理を始める前にやっておくべき「相続」と「契約」の手続き 「残す・捨てる・保留」の3択で進める効率的な仕分け術 トラブル回避!デジタル遺品(スマホ・PC)の扱い方 業者に頼むべき「特殊清掃」が必要なケースと費用相場

まず最初にやるべき緊急対応3ステップ

・貴重品(権利書・通帳・印鑑)の確保

何よりも優先すべきは、資産に関わる重要書類の確保です。通帳、印鑑、不動産の権利書、保険証券、年金手帳などを探し出し、一箇所に保管します。タンスの裏や本の間など、思いがけない場所に隠されていることもあります。

・ライフラインの解約・名義変更

誰も住まなくなる場合でも、電気・水道は片付け作業のために使うことがあるため、解約のタイミングに注意が必要です。まずは各会社へ連絡し、「名義変更」または「使用停止予約」の手続きを行います。

・親族間での「方針決定」

トラブル防止のため、「いつ行うか」「誰が主導するか」「費用はどうするか」「形見分けはどうするか」を親族全員で話し合います。独断で進めるのは絶対にNGです。

遺品整理が進まなくなる主な原因とは

遠方で通う時間がない

実家が遠方にある場合、週末ごとに通って片付けるのは交通費も時間もかかり、現実的ではありません。数ヶ月かけても終わらず、最終的に空き家として放置されてしまうケースが多いです。

荷物が多すぎる(ゴミ屋敷化)

高齢の方は「もったいない」精神で物を溜め込む傾向があります。長年の生活で蓄積された荷物は数トンにも及び、家族だけで分別・搬出するのは困難を極めます。

賃貸の退去期限がある

故人が賃貸物件に住んでいた場合、家賃が発生し続けるため、速やかに部屋を空けなければなりません。四十九日を待たずに急いで整理する必要があります。

自分で進める遺品整理の基本手順

1
仕分け用の「4つの箱」を用意

部屋ごとに、荷物を以下の4つに分類しながら進めます。

  • 残すもの(貴重品・思い出の品)
  • 迷うもの(一旦保留)
  • リサイクル(売れる家電・家具)
  • 処分(明らかなゴミ)
⚠️ 注意:「迷うもの」箱を作ることで、手が止まるのを防ぎます。

2
自治体のルールで少しずつ処分

家庭ごみとして出せるものは、自治体の収集日に合わせて出します。大量に出すと回収してくれない場合があるため、数回に分けるか、地域のクリーンセンターへ直接持ち込みます。


3
形見分けと買取依頼

残すものが決まったら、親族へ配送します。不要になった家具・家電・着物・骨董品などは、リサイクルショップの出張買取を利用すると、搬出の手間が省け、処分費用も浮かせられます。

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ダンボール・ガムテープ・油性ペン

画像: (梱包資材) 説明: 【必須】大量に必要になります。「誰の・どの部屋の・何が入っているか」を箱に大きく書くのがポイントです。 仕分け用 価格: 2,000円〜

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滑り止め付き軍手・マスク

画像: (作業用手袋とマスク) 説明: 【安全・衛生】長年動かしていない家具の裏はホコリだらけです。カビやハウスダストを吸い込まないようマスクは必須。重いものを運ぶため、グリップ力のある手袋も必要です。 タグ: 身を守る 価格: 500円〜

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画像: (手動または電動シュレッダー) 説明: 【情報保護】公共料金の明細やDMなど、個人情報が書かれた紙ゴミが大量に出ます。そのまま捨てると悪用されるリスクがあるため、裁断して捨てるのが安心です。 タグ: 防犯対策 価格: 3,000円〜

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【警告】絶対にやってはいけないNG行動

相続放棄するのに片付けをしてしまう
法的な落とし穴です。 もし借金などが多く「相続放棄」を考えている場合、遺品を整理・処分(単純承認)してしまうと、法的に「相続する意思がある」とみなされ、借金まで背負うことになる可能性があります。放棄予定なら一切手をつけてはいけません。
デジタル遺品を「確認せず」初期化
スマホやPCの中には、ネット銀行の口座情報や、株・FX・仮想通貨などの資産情報が入っている可能性があります。中身を確認せずに初期化・廃棄すると、資産の存在自体が永久にわからなくなります。
「無料回収」のトラックに渡す
「無料で回収します」と巡回している業者は、無許可営業の可能性が高いです。積み込んだ後に高額な作業費を請求されたり、山林に不法投棄されるリスクがあります。絶対に利用しないでください。

自力で解決 vs プロの業者 比較表

比較項目 自分で解決 (DIY) プロに依頼
費用目安 29,999円 〜 100,000円 150,000円 〜 500,000円
作業期間 週末ごとの作業で数ヶ月〜半年かかることもザラにある。 スタッフ数名で作業し、1日〜2日で完了する。
不用品の処分 分別、ゴミ出し、粗大ゴミの手配、リサイクル店への持ち込みなど、全て自分で手配が必要。 分別から搬出、処分、買取、リサイクルまで一括で代行してくれる。
探索能力 衣類のポケットや本の間にある現金・貴重品を見落として捨ててしまうリスクがある。 貴重品捜索のプロとして、あらゆる場所をチェックしながら仕分ける。

プロに頼むべきサイン

以下のような場合は、無理せずプロに相談することを推奨します。

孤独死・事件現場である(特殊清掃) 中度

お部屋で亡くなられ、発見まで時間が経過していた場合、体液による汚染や死臭が発生しています。感染症のリスクが極めて高いため、入室せずに「特殊清掃」のプロに依頼してください。

大型家具や家電が搬出できない 軽度

昔のタンスや冷蔵庫は非常に重く、素人が階段を使って降ろすのは危険です。壁を傷つけたり、怪我をする恐れがあります。

精神的に辛くて涙が止まらない 軽度

思い出の品を見るたびに手が止まり、精神的な負担で体調を崩してしまう遺族の方は多いです。「辛くてできない」は甘えではありません。心の健康を守るためにもプロを頼ってください。

💡 プロからのアドバイス 遺品整理は、単なる「お片付け」ではなく、故人様との「お別れの儀式」でもあります。 自分たちで時間をかけて向き合うのも供養ですが、体力や時間の制約で無理をして、残されたご遺族が体を壊してしまっては元も子もありません。 「重いものや不用品の処分だけプロに頼み、思い出の品は自分たちでゆっくり整理する」という賢い使い方もおすすめです。

よくある質問

Q. 遺品整理を行う時期はいつが良い?
A. 一般的には、親族が集まる「四十九日」の後に行うことが多いですが、決まりはありません。気持ちの整理がついた時や、相続手続きなどの期限に合わせて進めてください。
Q. 仏壇や神棚の処分はどうすれば?
A. そのまま粗大ゴミとして捨てるのは心情的に難しいため、お寺や神社に依頼して「閉眼供養(魂抜き)」を行ってからお焚き上げしてもらうか、遺品整理業者に供養・処分を依頼します。
Q. 良い業者の見極め方は?
A. 「遺品整理士」の資格を持っているか、訪問見積もりが無料か、見積書に追加料金がないことが明記されているかを確認してください。安すぎる見積もりには裏があることが多いので注意が必要です。

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監修者
この記事を書いた人
暮らしのお困り事アドバイザーManami

10年間、生活のお困り事サービスサイトの運営に携わりお困り事アドバイザー&解決インフルエンサーとして活動しています。業界・ユーザーの双方の課題を解決してきた経験を基にわかりやすく情報を提供します。

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