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エアコン修理

エアコンの電源が入らない・冷えない!修理を呼ぶ前に試す「魔法のリセット」と、絶対NGな室外機分解

暮らしのお困り事アドバイザーManami 監修
2025年12月 最新情報
「真夏に突然エアコンからぬるい風しか出なくなった…」「電源ランプが点滅して動かない…」 エアコンのトラブルは命に関わる緊急事態です。すぐに修理を呼びたくなりますが、実は故障ではなく、単なる「エラー」や「電池切れ」であるケースが3割もあります。

しかし、一歩踏み込んで「ガス補充」や「基板修理」を自分でやろうとするのは極めて危険です。 本記事では、修理依頼をする前に必ず試すべき3つのチェックポイントと、素人が触れると事故になる危険エリアについて解説します。
この記事でわかること
  • 修理を呼ぶ前に!コンセント抜き差しによる「強制リセット」の効果 スマホカメラで確認!リモコンが壊れているかの一発診断 凍傷や爆発の危険も…DIYで「ガス補充」をしてはいけない理由 修理か買い替えか?「10年」を境にした判断基準

修理を呼ぶ前に確認したい3つのポイント

・コンセントを抜いて「リセット」する

パソコンの再起動と同じです。エアコン内部のコンピューターがフリーズしている可能性があります。コンセントを抜き、3分〜5分待ってから差し直してください。これだけで復活することが非常に多いです。

・リモコンの赤外線チェック

「電源が入らない」場合、本体ではなくリモコンの故障かもしれません。スマホのカメラを起動し、レンズ越しにリモコンの発信部を見てボタンを押します。光って見えればリモコンは正常、光らなければ電池切れかリモコンの故障です。

・室外機の周りを片付ける

「冷えない・暖まらない」原因の多くは、室外機の放熱不足です。ファンの前に植木鉢や荷物を置いていませんか?空気の通り道を塞ぐと、安全装置が働いて運転が止まります。

初期チェック後も直らない場合に考えられる原因

冷媒ガス漏れ(冷えない・暖まらない)

配管の継ぎ目などからガスが徐々に抜けています。ガスが不足すると熱交換ができなくなり、ただの送風機になります。配管の接続部に「霜」がついているのが特徴的なサインです。

フィルター・ファンの目詰まり

フィルターや内部のファンにホコリが詰まると、空気を吸い込めず、吐き出せなくなります。効きが悪くなるだけでなく、水漏れの原因にもなります。

基板・センサーの故障

「運転ランプが点滅し続ける」のは、エアコンが自己診断で異常を検知しているサインです。温度センサーの断線や、制御基板の故障が考えられ、部品交換が必要です。

業者を呼ぶ前に試したいDIY対処法

1
フィルターとダストボックスの清掃

基本中の基本ですが、最も効果があります。お掃除機能付きエアコンでも、ダストボックス(ゴミ箱)のゴミは自分で捨てる必要があります。ここが満杯だと運転が止まる機種もあります。


2
室外機の熱交換器(フィン)の洗浄

室外機の裏側にある薄い金属板(フィン)に、ペットの毛や枯れ葉が詰まっていませんか?柔らかいブラシや、水圧の弱いシャワーで汚れを洗い流すと、熱交換効率が戻ります。

⚠️ 注意:高圧洗浄機でフィンを倒さないよう注意してください。

3
ドレンホースの「つまり抜き」

室内機から水漏れする場合、外のドレンホース(排水管)が泥や虫で詰まっています。「ドレン用サクションポンプ」で吸い出すと、詰まりが取れて水漏れが止まります。

Amazonやホームセンターで買える!DIYアイテム

ドレンつまり取りポンプ

【水漏れ修理】エアコンの水漏れ修理で業者が最初に使う道具。ホームセンターで千円程度で買えます。押し込むのではなく「引く」のがコツです。 水漏れに 価格: 1,000円〜

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エアコン用汎用リモコン

【リモコン故障】純正リモコンが壊れたり廃盤になった場合、各メーカーに対応した「汎用リモコン」で代用できます。千円台で購入でき、すぐに使えます。 タグ: 代用品 価格: 1,500円〜

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非接触温度計(赤外線)

【診断用】吹き出し口の温度を測ります。吸い込み温度(室温)と吹き出し温度に「10℃以上」の差があれば、エアコン自体は正常に動いていると判断できます。 診断 価格: 2,000円〜

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絶対にやってはいけないNG行動

室外機の配管(バルブ)を触る
凍傷・破裂の危険があります。 配管には高圧の冷媒ガスが通っています。知識なくバルブを緩めると、マイナスのガスが噴出して重度の凍傷を負ったり、空気が混入してコンプレッサーが破裂する事故に繋がります。
市販のガスチャージキットを使う
ネットで「ガス補充キット」が売られていますが、エアコンのガス(R32やR410A)は、グラム単位の精密な計量が必要です。入れすぎても少なすぎても効かなくなり、最悪の場合はコンプレッサーを破壊して「全損(買い替え)」になります。
濡れた手で内部基板に触れる
前面パネルを開けると右側に電装ボックスがあります。ここには高電圧を溜め込む「コンデンサ」があり、コンセントを抜いた直後でも触れると感電する恐れがあります。

自力で解決 vs プロの業者 比較表

比較項目 自分で解決 (DIY) プロに依頼
費用目安 0円 〜 2,000円 15,000円 〜 25,000円
ガス漏れ修理 ガスを入れる道具があっても、漏れている箇所(穴)を特定・修復できないため、入れてもまたすぐ抜ける。 ガス検知器で漏れ箇所を特定し、配管を溶接・再接続(フレア加工)した上で、真空引きをして規定量のガスを入れる。
基板交換 適合する基板が入手困難(メーカーは個人に部品を売らないことが多い)。 メーカーから純正部品を取り寄せ、設定(ディップスイッチ調整)を行って交換する。
水漏れ ポンプで詰まりを抜く程度。 室内機を分解し、ドレンパン(水受け)の勾配調整や、断熱材の劣化補修まで行う。

プロに頼むべきサイン

以下のような場合は、無理せずプロに相談することを推奨します。

運転ランプが点滅している(エラーコード) 重度

コンセントを抜いてリセットしても点滅が消えない場合、部品が物理的に壊れています。リモコンの「取消」ボタン長押しなどでエラーコード(H11、U4など)を表示させ、メーカーや業者に伝えてください。

配管接続部に「霜」がついている 重度

室外機の横から出ている配管の継ぎ目が、真っ白に凍りついている場合、ガス不足(ガス漏れ)の決定的証拠です。補充が必要なため、プロ案件です。

ブレーカーが落ちる 重度

エアコンを入れた瞬間に家のブレーカーや漏電遮断器が落ちる場合、内部でショート(漏電)しています。火災の危険があるため、絶対に通電させず、すぐに修理を依頼してください。

💡 プロからのアドバイス エアコン修理の現場に行くと、実は「故障していない」ケースが多々あります。 「リモコンの電池切れ」「フィルターの目詰まり」「室外機周りの障害物」。この3つを解消し、コンセントリセットをするだけで動くことがよくあります。 まずはこれらを試し、それでもダメで、かつ「ランプが点滅」していたら、それはエアコンからの「降参(修理して)」のサインです。エラーコードをメモしてプロに連絡してください。

よくある質問

Q. 買って10年以上経ちますが修理できますか?
A. メーカーの部品保有期間(約10年)を過ぎていると、部品がなくて修理できない可能性が高いです。修理費に3万円出すなら、省エネ性能の高い新品(6万円〜)に買い替えた方が、電気代も含めるとお得になります。
Q. 「ガス補充キット」は使ってはいけませんか?
A. 非推奨です。最近のエアコン冷媒(R32)は微燃性があり、取り扱いを誤ると発火リスクがあります。また、ガスの種類を混ぜると爆発する恐れもあるため、素人が手を出すべきではありません。
Q. 賃貸のエアコンが壊れたら?
A. 備え付けのエアコンなら、修理費は大家さん持ちです。勝手に業者を呼ぶと費用トラブルになるので、まずは管理会社へ連絡してください。

「自分では難しい…」と感じたら
無理せずプロに相談しましょう

DIYでの失敗が悪化を招くこともあります。エアコン修理の専門家が最短30分で駆けつけます。

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監修者
この記事を書いた人
暮らしのお困り事アドバイザーManami

10年間、生活のお困り事サービスサイトの運営に携わりお困り事アドバイザー&解決インフルエンサーとして活動しています。業界・ユーザーの双方の課題を解決してきた経験を基にわかりやすく情報を提供します。

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