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窓リフォーム

窓リフォームは自分でできる?「内窓」DIYの手順と、絶対に外してはいけない「外サッシ」の境界線

暮らしのお困り事アドバイザーManami 監修
2025年12月 最新情報
「結露で窓枠のカビがひどい…」「冬の寒さが辛いので二重窓にしたい…」 窓のリフォームは、部屋の断熱性を高める最も効果的な手段です。

実は、今ある窓の内側にもう一つ窓をつける「内窓(インナーサッシ)」なら、ドライバー1本でDIY可能です。 しかし、外側のアルミサッシ自体を交換しようとしたり、窓枠の腐食を塗装で誤魔化そうとすると、家の寿命を縮めることになります。 本記事では、DIYでできる「内窓」「窓枠補修」のテクニックと、国からの補助金を使ってお得にプロに頼むべきケースについて解説します。
この記事でわかること
  • 採寸が命!ドライバー1本でできる「内窓」DIYの成功法則 ボロボロの窓枠が復活!「ダイノックシート」貼りの裏技 絶対に外してはいけない「外サッシ」と、雨漏りのリスク 実はプロがお得?「窓リノベ補助金」を使うとDIYより安くなる理由

内窓DIYで最初に確認すべき3つのポイント

・窓枠の「奥行き」を測る

内窓を取り付けるには、既存の窓枠(木枠)に「7cm以上の奥行き」が必要です。これより浅い場合、「ふかし枠」という部材を追加する必要があり、DIYの難易度が跳ね上がります。まずはここをチェックしてください。

・ミリ単位での「採寸」

内窓DIYの成功は「採寸」が100%です。窓枠の「上・中・下」の3箇所で幅を測り、一番狭い数値を採用します。1ミリでも大きいと枠に入らず、小さすぎると隙間風が入ります。メジャーをたるませないよう慎重に測ってください。

・クレセント(鍵)の干渉チェック

今ある窓の鍵(クレセント錠)が飛び出していると、新しくつける内窓とぶつかってしまいます。鍵のレバーを倒した状態で、何センチ飛び出ているかを確認し、干渉しないガラス戸を選ぶ必要があります。

内窓で一気に解決できる「窓まわりの3大悩み」

窓枠(木部)のシート剥がれ

最近の住宅の窓枠は、木ではなく「MDF(圧縮材)」に木目シートを貼ったものが主流です。結露の水分でシートがふやけて剥がれてくるのが定番の劣化です。DIYでカッティングシート(ダイノック等)を上貼りすれば新品同様になります。

寒さと結露(断熱不足)

「アルミサッシ+一枚ガラス」は、外の寒さをダイレクトに伝えます。これを解決するには、ガラス交換ではなく「内窓」をつけて空気の層を作るのが最もコスパが良い解決策です。

防音対策(騒音)

電車や車の音がうるさい場合も、内窓が最強の対策です。既存の窓と内窓の間隔を広めに取ることで、防音効果がさらに高まります。

週末でできる!窓の快適性を高めるDIY3ステップ

1
内窓キットの取り付け

ネットでサイズオーダーした内窓キット(LIXILインプラスやYKKプラマードUなど)を取り付けます。

  • 縦枠と横枠をビスで固定する。
  • ガラス障子をはめ込む。
  • 調整戸車で高さを微調整する。 ドライバー1本で約1時間で完了します。

2
窓枠の「カッティングシート」

剥がれた窓枠を補修します。

  • 浮いている古いシートを全部剥がす。
  • パテで段差を埋め、プライマー(接着剤)を塗る。
  • リアテックやダイノックなどの建築用シートを貼り込み、角をドライヤーで温めて密着させる。

3
網戸の張り替え

最も手軽な窓リフォームです。ホームセンターで「網」「押さえゴム」「ローラー」を買えば、1枚300円程度で張り替えられます。コツは「ゴムを角で少し余らせる」ことと「網を引っ張りすぎない(枠が歪むため)」ことです。

Amazonやホームセンターで買える!窓のDIYアイテム

LIXIL インプラス(内窓キット)

【DIYの王道】ネット通販(楽天やAmazon)で寸法を指定してオーダーできます。防音・断熱効果が劇的で、光熱費も下がります。ガラスの種類(単板・ペアガラス)も選べます。 効果絶大 価格: 20,000円〜(小窓サイズ)

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3M ダイノックシート(木目調)

【窓枠補修】100均のリメイクシートとは厚みと粘着力が違います。本物の木のような質感で、耐久性も抜群。窓枠の古臭さを一掃できます。 プロ仕様 価格: 3,000円/m〜

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サッシ枠断熱テープ

【簡易対策】内窓までは予算がない場合、アルミサッシ枠に貼るだけの断熱テープも有効です。結露水を吸い取るタイプもあり、カビ防止に役立ちます。 お手軽 価格: 500円〜

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絶対にやってはいけないNG行動

外側のアルミサッシを外そうとする
絶対にNGです。 一般的なサッシは外壁材の下に防水シートと一緒に固定されています。これを外すには外壁を切断する必要があり、復旧時に完璧な防水処理をしないと、100%雨漏りします。サッシ交換はプロの「カバー工法」一択です。
結露で腐った木枠にペンキを塗る
結露で木枠が腐り、指で押すと沈むような状態の場合、上からペンキやシートを貼っても意味がありません。内部でシロアリの巣になっている可能性があり、腐った部分を切除して埋木をするか、枠ごとの交換(大工工事)が必要です。
アルミサッシに直接ペンキを塗る
「シルバーのサッシを黒くしたい」とスプレー塗装する人がいますが、アルミサッシは塗料が非常に乗りにくく、数ヶ月でバリバリに剥がれて汚くなります。アルミ専用の強力なプライマー処理が必要なため、素人塗装は推奨しません。

自力で解決 vs プロの業者 比較表

比較項目 自分で解決 (DIY) プロに依頼
費用目安 20,000円 〜 50,000円 40,000円 〜 80,000円
内窓の精度・気密性 採寸ミスで隙間ができたり、入らなかったりするリスクがある(返品不可)。 レーザー採寸で完璧なサイズをオーダーし、枠の歪みも「ふかし枠」やコーキングで調整して気密性を最大化する。
サッシ交換(カバー工法) 不可能。外壁工事が必要になる。 今あるサッシ枠の上から新しいサッシ枠を被せる「カバー工法」により、壁を壊さずに半日で最新の断熱サッシに交換できる。
補助金の活用 材料費のみで安く見えるが、国の補助金対象外になることが多い。 「先進的窓リノベ事業」などの大型補助金(工事費の50%〜相当)を使えるため、実質負担額はDIYと変わらないか、安くなる場合がある。

プロに頼むべきサイン

以下のような場合は、無理せずプロに相談することを推奨します。

窓枠から雨水が染み出している 重度

結露ではなく、雨の日に窓枠の下から水が出る場合、外壁のコーキング切れや防水シートの不具合による「雨漏り」です。内装リフォームではなく、外装の防水工事が必要です。

窓の開閉が重い・動かない 中度

戸車の調整や交換で直るレベルならDIY可能ですが、サッシ枠自体が建物の重みで歪んで(つぶれて)いる場合は直りません。カバー工法による枠ごとの交換が必要です。

ガラスの中に水が入っている(ペアガラス) 重度

ペアガラス(複層ガラス)の内部が曇ったり水滴がついている場合、封入ガスのシール切れ(寿命)です。修理はできないため、ガラス交換が必要です。

💡 プロからのアドバイス 窓リフォームを考えるなら、まず「国の補助金」をチェックしてください。 環境省や国交省の「窓リノベ」補助金は非常に手厚く、工事代金の半額近くが戻ってくることもあります。 「DIYで3万円かけて内窓をつけた」のと、「補助金を使って4万円(実質)でプロに内窓をつけてもらった」のでは、手間と仕上がりの保証が段違いです。 まずは見積もりを取り、補助金適用後の金額と、DIYの材料費を天秤にかけてみるのが、最も賢いやり方です。

よくある質問

Q. 賃貸でも内窓は付けられますか?
A. ビス穴を開けるため、基本的にはNGです。しかし、既存のレールにはめ込む簡易的な「ポリカーボネート製内窓(エコな簡易内窓)」なら、穴を開けずに設置可能です。
Q. お風呂の窓もリフォームできますか?
A. 可能です。浴室は最もヒートショックが起きやすい場所なので、内窓設置の効果が高いです。ただし、湿気に強い「浴室仕様(アルミレールなど)」の商品を選ぶ必要があります。
Q. 補助金は自分で申請できますか?
A. 多くの大型補助金(先進的窓リノベなど)は、「登録事業者が工事を行うこと」が条件になっており、DIYや材料購入だけでは申請できません。補助金を使いたいならプロへの依頼必須です。

「自分では難しい…」と感じたら
無理せずプロに相談しましょう

DIYでの失敗が悪化を招くこともあります。窓リフォームの専門家が最短30分で駆けつけます。

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監修者
この記事を書いた人
暮らしのお困り事アドバイザーManami

10年間、生活のお困り事サービスサイトの運営に携わりお困り事アドバイザー&解決インフルエンサーとして活動しています。業界・ユーザーの双方の課題を解決してきた経験を基にわかりやすく情報を提供します。

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