水漏れを発見したらまず何をするべきか
キッチンや洗面所、トイレなどで水漏れが起きたら、まずは元栓を閉めるか、漏れている箇所の止水栓を締めて水の流出を止めましょう。放置すると床や壁が腐食し、二次被害が拡大します。その後、タオルやバケツで漏れた水を拭き取り、被害範囲を最小限に抑えます。
漏れ箇所の簡易チェック方法
漏れている場所が蛇口なのかパイプジョイントなのかを特定するため、まずは該当箇所の下にタオルを敷き、再度水を出してみてください。蛇口の根本から漏れる場合はパッキンの劣化、ホース接続部から漏れる場合は金具やシールテープの緩みが疑われます。
応急的な養生方法と必要工具
簡易的にビニールテープやガムテープを巻き付けて一時的に止める方法がありますが、長期使用は必ず避けること。テープだけでは圧力で剥がれやすく、破損が進行します。応急補修に必要なものは以下の通りです。
・バケツ、タオル
・ビニールテープ(防水タイプ推奨)
・プライヤーやモンキーレンチ(パイプ位置調整やナット締め付け用)
・ホームセンターで売られている防水パテや止水パテ
ホースジョイントの緩み対策
給水ホースのナットが緩んでいる場合、プライヤーでナットを締め直すことでほとんどの水漏れは解消します。ただし、締めすぎるとナットやパイプを痛めてしまうため、適度な力加減で行いましょう。
本格修理の流れと費用相場
応急処置後はできるだけ早めに専門の水道業者に連絡し、本格的に修理してもらいましょう。
・パッキン交換:3,000~5,000円程度
・バルブ本体交換:8,000~15,000円程度
・配管部の穴あき修理(パイプ交換):15,000~30,000円程度
実際の費用は工事箇所の難易度や交換部材によって増減します。複数社から見積もりを取り、相場感を把握してから依頼すると安心です。
まとめ
水漏れを発見したらまず止水栓を締め、応急的にビニールテープや防水パテで養生しましょう。その後、専門業者に見積もりを頼み、適切な工事を行うことがポイントです。自力で無理に解決しようとすると被害が悪化するため、早めの連絡を心がけてください。
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