網入りガラスと型ガラスの特徴と適切な設置場所

網入りガラスと型ガラスの特徴と適切な設置場所

網入りガラスの特徴と防災・防犯効果

網入りガラスは、ガラスの中に金属製のワイヤー(網)が埋め込まれている耐火・耐衝撃性の高いガラスです。火災時の熱割れ防止飛散防止機能があるため、工場や倉庫、階段室の窓など防災性が求められる場所で使用されます。割れてもガラス片がワイヤーに引っかかって落ちにくいため、怪我のリスクを軽減します。

網入りガラスの設置に適した場所

階段室や避難経路の窓:延焼防止や煙の侵入抑制にも効果
工場や倉庫の窓:耐火性を確保して火災拡大を抑える
学校や病院の非常口付近:安全確保の観点から飛散防止が必須

型ガラス(くもりガラス)の特徴とプライバシー確保効果

型ガラスは表面に凹凸模様があるため、光を通しつつも外からの視線を遮る機能があります。プライバシー確保と採光を両立できるため、浴室やトイレ、玄関ドアの欄間などで一般的に使用されます。

型ガラスの設置に適した場所

浴室やシャワールームの窓:プライバシーを守りつつ自然光を取り込む
トイレや洗面所の窓:目隠し効果で安心して使用可能
玄関ドアや通路の間仕切り:おしゃれな目隠しとして室内の見通しを調整

まとめ

網入りガラスは耐火性・飛散防止を重視する場所に最適で、型ガラスは採光とプライバシーを両立させたい空間に適しています。それぞれ特性を理解し、設置箇所の目的に応じたガラス選びを行うことで、快適かつ安全な住環境を実現できます。信頼できるガラス屋に相談し、最適なガラスを導入しましょう。

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