実態調査鑑定書
01 総合調査サマリー
MIRAI HOME(ミライホーム)は、太陽光発電システムや蓄電池、エコキュートといった省エネリフォームを主力とする事業者です。本社所在地として登記されている「日本橋2丁目 UCF」は、シェアオフィス(バーチャルオフィス)としての側面が強く、地域密着型の「店舗型リフォーム店」とは形態が異なります。
調査の結果、「訪問販売」を中心とした営業スタイルを採っており、営業担当者の対応力には定評がある一方、価格の妥当性や契約の即決を迫る手法に対してユーザーの警戒心が見られます。住宅設備には強いものの、内装や窓リフォーム等の一般的な「街の修理屋さん」的な依頼先としては、実体が見えにくい点に注意が必要です。
02 項目別詳細判定
[ 具体的根拠 ]
住所の「UCF4F」は全国展開するバーチャルオフィス。事務機能のみの可能性が高く、作業員が常駐する作業場やショールームは同所に存在しない可能性が高い。
[ 具体的根拠 ]
公式サイト上での建設業許可番号や、建築士・電気工事士等の有資格者数の具体的な明記が確認できず。実務は外注(協力会社)が担う構造と推察される。
[ 具体的根拠 ]
パッケージ価格の提示はなく、基本的に現地調査後のオーダーメイド見積り。ポータルサイト等でも「要見積り」扱いが多い。
【サービス・価格の透明性分析】
主力商品の蓄電池や太陽光パネルについては、補助金活用を含めた提案を行うが、ユーザーからは「ハウスメーカーより高い」「相場より割高」との指摘も散見される。
キャンセル規定については、訪問販売に該当するためクーリングオフ(8日間)が適用されるが、契約を急がされる傾向があるため、相見積もりによる比較が不可欠である。
[ 具体的根拠 ]
定期メンテナンス制度(無料点検)を強みとして謳っており、施工後の接点を維持する姿勢は評価できる。ただし、保証の実効性は会社の存続に依存する。
03 FeedBook 調査員の眼
MIRAI HOMEの本質は、施工業者というよりも「エネルギーコンサルティングを主軸とした営業組織」です。最大の強みは、複雑な補助金制度や売電シミュレーションを分かりやすく説明する営業力にあります。
一方で、拠点がシェアオフィスである点や、地域密着を謳いつつ広域に営業をかけるスタイルは、トラブル発生時の「迅速な駆けつけ」に一抹の不安を残します。電気工事や配線工事単体での依頼というよりは、「住宅設備をまとめて一新し、光熱費削減を図りたい」という明確な目的がある場合に検討すべき窓口と言えるでしょう。
04 ユーザー体験(実録要約)
ネット上の評価は「対応の丁寧さ」と「営業手法への不信感」で真っ二つに分かれています。
ポジティブな声:
「補助金の申請まで丸投げできたので非常に助かった。説明が論理的で分かりやすい。」
「施工後の定期メンテナンスがしっかりしており、担当者が定期的に顔を出してくれるので安心。」
ネガティブな声:
「訪問販売で強引に契約を迫られた。断っているのに玄関先で粘られ、恐怖を感じた。」
「蓄電池の価格が他社と比較して2倍近く違った。相見積もりをしなかったことを後悔している。」
05 地域性・地元親和性
中央区日本橋エリアは、高度に密集した商業ビルと高層マンションが主体の地域です。
適合性: MIRAI HOMEの得意とする「太陽光・蓄電池」は、中央区特有の狭小住宅やマンション住まいには物理的に適合しにくい面があります。どちらかといえば、郊外の戸建て住宅に適したサービス内容です。
優位性と懸念: 日本橋に住所を置くことで「都心の信頼感」を演出していますが、実際の施工現場は多摩地域や他県に及ぶことが多く、「地元に根ざした職人がすぐに来る」という安心感は期待しにくいのが実情です。電気系統のマイナートラブルよりも、大型設備の導入を主目的としたユーザーに向いています。
06 実態調査の透明性と基準
実態調査鑑定書とは?
FeedBookの鑑定レポートは、特定の利害関係に寄らない「第三者による実態調査」です。以下の基準に基づき、透明性の高い情報提供を行っています。
- 認定調査員による物理的エビデンス(HP・GBP・店舗所在)の確認。
- 公開情報と実態の整合性チェック。直接の取材を通した公開情報との差異。
- SNS・Google口コミ等、Web上のあらゆる評価の多角的調査。
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