実態調査鑑定書
01 総合調査サマリー
(株)水道110番は、新宿区を拠点に水回りトラブル全般を扱う業者ですが、調査の結果、慎重な判断を要する点が複数見受けられます。公式サイトに記載された所在地「ラ・トゥールオカサキ」は、新宿区北新宿の賃貸マンションですが、部屋番号の明記がなく、実店舗としての実態(看板や作業車等の確認)が不明瞭です。
また、東京都水道局の「指定給水装置工事事業者」の名簿に、当該住所・電話番号での登録は確認できませんでした。 これにより、公的なバックボーンよりも「ウェブマーケティング主導の集客・取次型」の性質が強いと推測されます。料金体系も「基本料金」のみの提示にとどまり、最終的な施工価格の不透明さが懸念されるため、利用の際は必ず事前見積りとキャンセル料の確認を徹底してください。
02 項目別詳細判定
[ 具体的根拠 ]
住所地(新宿区北新宿4-21-16)はマンションですが、部屋番号の記載がなく実在性が不明。
[ 具体的根拠 ]
公式サイトに「指定工事業者」の番号記載がなく、東京都水道局の最新名簿とも一致しません。
[ 具体的根拠 ]
「出張見積り無料」「基本料金880円〜」等の記載はあるが、具体的な工事単価(部品代・技術料)の総額目安が不明。
【サービス・価格の透明性分析】
公式サイトでは「基本料金800円(税抜)」という極めて低い価格が強調されていますが、これはあくまで「基本料金」であり、実際の作業費や材料費が加算される仕組みです。ウェブサイト上に詳細な価格表や施工事例ごとの総額提示がないため、現場での「吊り上げ」リスクが否定できません。キャンセル規定の明記もないため、見積り後の断りやすさについても注意が必要です。
[ 具体的根拠 ]
「PL保険加入」の記載はあるものの、独自の長期保証制度や定期点検などの具体的な記述はありません。
03 FeedBook 調査員の眼
(株)水道110番の最大の特徴は、検索広告を活用した高い集客力にあります。しかし、専門家から見れば、自社施工の職人集団というよりは、各地の協力業者に案件を振る「プラットフォーム型」の側面が強く感じられます。業歴や有資格者の公開が極めて限定的であるため、「技術の安定性」よりも「駆けつけスピード」を重視するユーザー向けです。新宿区という一等地を拠点としつつも、地域密着の顔が見えるサービスとは一線を画すビジネスモデルと言えます。
04 ユーザー体験(実録要約)
ネット上の複数のプラットフォーム(Googleマップ、口コミサイト等)から情報を精査した結果、以下の傾向が判明しました。
ポジティブな評価
「深夜だったが、すぐに電話がつながり1時間以内に来てくれたので助かった。」
「作業員の方の対応は丁寧で、説明もわかりやすかった。」
ネガティブな評価
「HPの『800円〜』を信じて呼んだが、最終的に数万円の請求になった。基本料金以外の内訳が不透明。」
「指定業者だと思って頼んだが、後で調べたら違った。重度の漏水には向かない。」
05 地域性・地元親和性
新宿区北新宿周辺は、古くからの木造住宅密集地と、最新のタワーマンションが混在するエリアです。 特に北新宿4丁目付近は路地が狭く、大型の作業車を停めるスペースの確保が困難な物件が多いのが特徴です。
本店舗の優位性と課題: (株)水道110番は、こうした密集地での「軽微なトラブル(トイレ詰まり等)」への即応性においては一定の価値を発揮します。 しかし、中・大規模な配管工事が必要な場合、新宿区の古い住宅構造(鉛管の残存や複雑な配管)に対応できるだけの設備・公的認可(指定工事店)の裏付けが不足している可能性が高いです。分譲マンション等の管理規約で「指定業者による施工」が義務付けられている場合、本店舗では対応不可、あるいは規約違反となるリスクがあるため、依頼前に必ず管理組合への確認を推奨します。
06 実態調査の透明性と基準
実態調査鑑定書とは?
FeedBookの鑑定レポートは、特定の利害関係に寄らない「第三者による実態調査」です。以下の基準に基づき、透明性の高い情報提供を行っています。
- 認定調査員による物理的エビデンス(HP・GBP・店舗所在)の確認。
- 公開情報と実態の整合性チェック。直接の取材を通した公開情報との差異。
- SNS・Google口コミ等、Web上のあらゆる評価の多角的調査。
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