実態調査鑑定書
01 総合調査サマリー
(株)アイリスは、東京都港区赤坂を拠点とする水回りリフォームおよび修理業者です。公式サイト上では「24時間365日対応」「最短30分」といった緊急メンテナンスの強みを打ち出していますが、東京都水道局の指定給水装置工事事業者名簿には「株式会社アイリス」としての登録が確認できませんでした(2026年1月現在)。 住所として記載されている「港区赤坂9丁目6−29」は、六本木エリアの「特定郵便局」等が入るビルですが、8Fの入居実態や部屋番号の明示が公式サイトに欠けており、バーチャルオフィスまたは代行受付拠点の可能性を排除できません。価格面では「基本料金3,000円〜」と安価な表記がある一方、詳細な部材費や作業工賃の基準が不明瞭です。利用の際は、必ず作業前に「総額見積書」を提示させ、キャンセル料の有無を確認することを強く推奨します。
02 項目別詳細判定
[ 具体的根拠 ]
住所(港区赤坂9-6-29)は「特定郵便局」等が入居するビルですが、公式サイトに部屋番号の記載がありません。この場合、実体のある作業場としての評価は低くなります。
[ 具体的根拠 ]
東京都水道局の指定工事店検索において、当該名称での登録はヒットしません。リフォーム・水道工事を謳うものの、公的な裏付けが希薄です。
[ 具体的根拠 ]
公式サイトに「基本料金3,000円〜」との記載はあるが、具体的な作業別価格表(例:パッキン交換〇〇円等)の掲載がなく、不透明です。
【サービス・価格の透明性分析】
WEB上には「出張費・見積り無料」の記載がありますが、深夜早朝料金や、点検のみで終わった場合の「点検費」に関する明確な規定が見当たりません。集客特化型のサイト構成であり、現場での追加請求トラブルを防ぐため、「追加費用一切なし」の文言を書面で取る必要があります。
[ 具体的根拠 ]
保証期間や再発時の無償対応に関する具体的な規約(PL保険加入の有無等)が公式サイトに明文化されていません。
03 FeedBook 調査員の眼
同社は、SEOやネット広告を通じた「緊急駆けつけ」に特化したビジネスモデルと推察されます。港区赤坂という一等地を拠点としていますが、水道局指定を受けていない可能性が高いため、配管の根本的な改修工事よりも、軽微な詰まり除去やパッキン交換といった「応急処置」が主眼です。技術者の資格保有状況がブラックボックスであるため、依頼時には「給水装置工事主任技術者」の同行や資格の有無を現場で確認する防衛策が必要です。
04 ユーザー体験(実録要約)
良い口コミ: 「深夜のトイレ詰まりにすぐ来てくれて助かった」「電話の対応が丁寧だった」という、スピード面を評価する声が一部で見受けられます。
懸念・悪い口コミ: 明確な悪評も少ない一方、「実際に利用したユーザーの具体的な施工写真や体験談」が圧倒的に不足しています。広告経由の集客がメインであるため、リピーターによる評価が蓄積されていない可能性が高いといえます。
05 地域性・地元親和性
港区赤坂周辺は、ヴィンテージマンションから超高層タワーマンション、そして古くからの雑居ビルが混在する極めて特殊なエリアです。
住宅構造への適合: 赤坂エリアの集合住宅は、管理規約が厳しく、**「指定業者以外の工事禁止」や「火気使用の制限」**があるケースが多いです。同社のように実態が不透明な業者の場合、管理事務所からの入館許可が下りないリスクがあります。
優位性と注意点: 港区特有の「道幅が狭く駐車場確保が困難な地域」において、バイク等での迅速な駆けつけができる点は強みとなり得ますが、赤坂9丁目の住所に実体がない場合、結局は遠方の提携協力店から派遣されることになり、「最短30分」の謳い文句と乖離が生じる可能性があります。
06 実態調査の透明性と基準
実態調査鑑定書とは?
FeedBookの鑑定レポートは、特定の利害関係に寄らない「第三者による実態調査」です。以下の基準に基づき、透明性の高い情報提供を行っています。
- 認定調査員による物理的エビデンス(HP・GBP・店舗所在)の確認。
- 公開情報と実態の整合性チェック。直接の取材を通した公開情報との差異。
- SNS・Google口コミ等、Web上のあらゆる評価の多角的調査。
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