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屋根と外壁を同時にリフォームする場合、使用する素材や建物の延床面積によりますが、おおよその目安は以下のとおりです：

• 屋根葺き替え（スレート→金属系）：100万円～150万円程度
• 外壁塗装（30坪程度の住宅）：60万円～100万円程度
• 外壁張り替え（サイディング貼り）：120万円～200万円程度

付帯工事（足場設置、下地補修、雨樋交換など）を含めると、プラス20万円～50万円ほど必要です。具体的な見積もりは現地調査後にご確認ください。

代表的な屋根材・外壁材の種類と特徴は以下のとおりです：

• 屋根材
  • スレート瓦：安価で軽量だが耐用年数は約20年程度
  • 金属屋根（ガルバリウム鋼板など）：耐久性が高く、メンテナンス頻度が少ない（耐用年数30年以上）
  • 陶器質瓦：耐久性が極めて高いが重量があり、下地補強が必要
• 外壁材
  • 窯業系サイディング：デザインが豊富で耐候性も良好、塗装メンテナンスで長持ち
  • 金属サイディング：錆対策が必要だが軽量で断熱性を高めるタイプもある
  • ALCパネル（軽量気泡コンクリート）：断熱・遮音性能が高いが施工費用がやや高い
  • モルタル下地＋塗装：デザインの自由度は高いがひび割れ補修などメンテナンスが必要

ご予算や住宅デザイン、耐久性・断熱性能などを考慮して最適な素材を選定してください。

一般的な目安は以下のとおりです：

• 外壁塗装のみ：約10～14日間（足場工事含む）
• 屋根葺き替え：約7～10日間（屋根材や下地状態により変動）
• 外壁張り替え（サイディング貼り）：約14～20日間
• 屋根・外壁を同時リフォームする場合：約3～4週間程度

天候や下地補修の必要度によって前後するため、詳細なスケジュールは施工業者との打ち合わせでご確認ください。

リフォーム後の長持ちのため、以下を参考にしてください：

• 塗装の場合：5～10年ごとに再塗装が必要。保証期間は塗料グレードにより5年～10年が一般的
• 屋根材・外壁材そのもののメーカー保証は10年～20年程度。ただし、工事保証は工事内容によって異なり、5年～10年が目安
• 定期点検：年1回程度、貫流やひび割れ、コーキングの劣化を専門業者に確認してもらうと安心
• 雨樋や軒先など付帯部も合わせて点検し、詰まりや腐食があれば早めに補修

保証書や工事契約書に明記された内容を必ず保管し、トラブル時には速やかに業者に連絡してください。