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主に内部のパッキンやシール材の劣化が原因です。以下を確認してみましょう：

• ハンドルを締めても水が止まらない→カートリッジ式蛇口のカートリッジ交換が必要
• ハンドル噴出口から少量ずつ漏れる→スピンドルやバルブシート内部のパッキン交換で改善
• シャワー切り替え部から漏れる→切り替え弁内部のOリングやシールシートの劣化が疑われる

DIYでの対処：

• 止水栓を閉めてから蛇口を分解し、劣化したゴムパッキンやOリングを交換する
• カルシウムや水垢が原因の場合は、カルシウム除去剤で洗浄してから再組み立てする

注意点：誤った部品選定や不適切な工具使用はかえって漏れを悪化させる恐れがあるため、自信がない場合は専門業者に依頼してください。

トイレの水漏れは内部部品の劣化や接続部の緩みが原因です。以下の手順を参考にしてください：

• タンク内の給水バルブや浮き球（ボールタップ）の調整で止水できるか確認
• タンクと便器の接合部にあるボルトとパッキンの緩みをチェックし、増し締めまたはパッキン交換を行う
• フラッシュバルブ（排水弁）が劣化している場合は、ゴムフラッパーやシールリングを交換する
• 便器底面からの水漏れはワックスリングの劣化が考えられ、便器を一度外してワックスリングを交換する必要がある

トイレ分解は難易度が高いため、配管を傷つけないよう専門業者に依頼することをおすすめします。

給湯器周辺や温水配管の漏れは、凍結や配管の腐食が原因となることがあります。修理手順とポイントは以下のとおりです：

• 給湯器の元栓を閉め、タンク内の残水を抜いてから作業する
• 漏れている配管箇所を特定し、劣化した配管や継ぎ手（ジョイント）を交換する
• 凍結防止対策として、外部露出配管には断熱材を再度巻き直す
• 給湯器本体のコアアセンブリ（熱交換器）からの漏れは修理不可の場合が多く、本体交換を検討する

注意点：

• ガス給湯器の場合はガス漏れや火災リスクがあるため、必ずガス資格を保有した業者に依頼する
• 作業後は必ず圧力テストを行い、水圧をかけて漏れが止まっているか確認する

業者選びで失敗しないために、以下を確認しましょう：

• 給水装置工事主任技術者や厚生労働省認定の有資格者が在籍しているか
• 施工実績や口コミ評価、保証内容（工事後のアフターフォローや保証期間）が明確か
• 見積書に細かな内訳（部品費用、技術料、出張料など）が記載されているか
• 対応エリアや営業時間、緊急対応の可否を確認し、早朝・深夜対応の有無もチェック

費用の目安（緊急出動を含む）：

• 蛇口のパッキン交換：5,000円～1万円程度（部品・技術料込み）
• トイレタンク内部部品交換：1万円～2万円程度
• 配管の部分交換（メーター～住宅内）：2万円～5万円程度（配管長さや素材で変動）
• 給湯器周り配管修理：3万円～6万円程度（作業内容と部品により増減）

事前に複数社で相見積もりを取り、明確な説明と保証内容を比較しましょう。