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トラップ設置時には以下を意識してください：

• ネズミの通り道（壁際や靴箱の裏など）を観察し、そのライン上に設置する
• 餌にはピーナッツバターやチーズ、キャットフードなど、ネズミが好む食材を少量ずつ置く
• トラップは壁に沿わせ、捕獲口が壁側を向くように配置すると効果的
• ペットや小さな子どもが触れない場所（高い棚の上や家具の隙間）に設置する
• 捕獲後は速やかに死骸を取り除き、消毒や換気を行って衛生を保つ

また、トラップを動かすとネズミが警戒するため、一度設置したら数日間は位置を変えず、毎朝確認して補充や回収を行いましょう。

毒餌を使用する場合、以下の点に注意してください：

• ペットや小さな子どもが誤って口にしないよう、専用の毒餌ステーション（ボックス型）を使用し、施錠できるタイプを選ぶ
• 設置場所はネズミの活動エリア近くで、人が頻繁に通らない隅や床下などに限定する
• 使用前に必ず製品の取り扱い説明書を読み、推奨される量や間隔を守る
• 毒餌を食べたネズミが屋内で死ぬと悪臭や二次被害（イタチなど他の動物の寄り付き）が発生するため、屋外に設置するか、回収しやすい場所を選ぶ
• 使用後は定期的に確認し、空になった餌箱を片付け、周辺を消毒して清掃する

無許可で販売されている毒性の強い薬剤は危険性が高いため、市販の低毒性・低リスクタイプを選びつつ、使用に不安がある場合は専門の駆除業者に依頼しましょう。

侵入経路を断つために次の対策を行いましょう：

• 壁際の小さな隙間や配管周りの穴を、金属メッシュや金属プレートで塞ぎ、パテやコーキングで仕上げて補強
• 戸袋や窓枠まわりの隙間に隙間テープやハードフォームを詰め、侵入ポイントを減らす
• 屋根と軒下の換気口にはステンレス製の金網を設置し、通気は確保しつつネズミの侵入を防止する
• 台所や倉庫では食材を密閉容器に収納し、ゴミ箱には蓋をしっかり閉めることでエサ源を断つ
• 庭先に置く餌台やペットフードの残りを屋内に取り込むか、早めに片付けて野外からの誘引を避ける

これらを実践することで、ネズミの侵入口とエサ場を同時に減らし、再発率を大幅に低減できます。

ネズミが残した糞尿や巣からの細菌・ウイルスを防ぐため、以下を徹底しましょう：

• 駆除後は必ず防護用品（使い捨て手袋、マスク、ゴーグル）を着用し、乾燥した糞尿は掃除機ではなく掃き取る
• 消毒用アルコールまたは次亜塩素酸ナトリウム溶液を希釈し、床や壁、家具の下など汚染箇所を十分に拭き取ってから水拭きする
• 断熱材や断熱シートにネズミの糞尿が染み込んでいる場合は、感染リスクが高いため取り外して交換する
• 清掃後は必ず換気を行い、室内の空気を入れ替えてから作業を完了する
• 死骸を含む感染物は自治体のルールに従って密封した袋で廃棄し、付近の土砂も消毒する

これらを実施することで、レプトスピラ症やハンタウイルスなどの感染リスクを大幅に低減できます。