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大きく割れた鏡は、レジン注入などの部分修理では強度や安全性が確保できません。その場合の対応は以下のとおりです：

• 鏡を安全に取り外し、割れた破片を適切に廃棄する
• 同サイズ・同仕様の鏡を新たに手配して交換する
• 設置場所の下地や額縁に問題がないか確認し、必要に応じて補修

大きく割れたまま放置すると、破片が落下してケガの恐れがあるため、交換を優先してください。

割れた鏡で危険を回避するため、以下の応急処置を行ってください：

• 厚手の手袋と安全ゴーグルを着用し、破片でケガをしないように注意する
• 割れ目に透明テープを貼り、破片の飛散を抑える
• 大きな破片は剥がして厚手の紙や段ボールに包み、丈夫な袋に入れて捨てる
• 応急処置後、速やかに専門業者に修理または交換を依頼する

応急処置はあくまで一時的な対策なので、安全性を確保したうえで早めに正式な修理や交換を行ってください。

市販の簡易レジンキットを使えば、自分で小さなひび割れを修理することも可能です。ただし、以下の点に注意が必要です：

• ひびの範囲や深さを正確に把握しないと、レジンが内部の亀裂に届かない場合がある
• 紫外線硬化時に照射時間が不足すると、レジンが完全に硬化せず剥がれやすくなる
• 作業中に破片で手を切りやすいため、必ず保護具（手袋・安全ゴーグル）を着用する
• 大きな割れや複数箇所のひびにはDIY修理は不向きで、安全性が確保できない

DIY修理はあくまで応急処置やコストを抑えたい場合に限定し、確実な仕上がりや耐久性を求める場合は専門業者へ依頼してください。

修理費用と所要時間の目安は以下のとおりです（30cm×30cm相当の小さなひび割れの場合）：

• レジン注入による部分修理：8,000円〜12,000円程度、所要時間：約30分〜1時間
• 鏡交換（同サイズ・同仕様の場合）：15,000円〜30,000円程度、所要時間：約1時間〜1時間半
• 額縁付き鏡の場合は、額縁脱着・再取付作業が加わるため、追加で5,000円ほどかかる場合あり

破損状況や設置環境（高所・大型鏡など）によって変動しますので、正確な見積もりとスケジュールは現地調査後にご確認ください。