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コウモリは「鳥獣保護法」で原則的に保護されており、許可なく捕獲・駆除することは違法です。ハトは直接保護対象ではありませんが、以下を遵守しましょう：

• コウモリ駆除は、都道府県知事の許可を得た専門業者に依頼し、生息数の保護と適法な捕獲方法を遵守する
• ハト駆除では、毒餌や違法な網張りは禁止されており、安全な忌避策や捕獲檻を利用する
• 駆除後の死骸処理や清掃は衛生管理を徹底し、感染症リスク（コウモリのウイルス、ハトの寄生虫など）を防止する
• 近隣住民への配慮として、作業時間や音、臭いの発生を最小限に抑える

法令を遵守しつつ、安全かつ人道的な方法で駆除・防除を行うため、必ず許可を得た専門業者に依頼してください。

再侵入を防ぐために、以下の対策を講じましょう：

• 換気口や屋根の隙間にステンレス製の金網や金属製フラッシュプレートを取り付け、コウモリの侵入口を塞ぐ
• ベランダや屋上の手すり、窓枠に鳥よけ用のワイヤーやスパイクを設置し、ハトが止まれないようにする
• ベランダや軒下の床面に忌避剤（超音波装置や専用スプレー）を定期的に散布し、動物が近づきにくい環境を作る
• 餌になるゴミや食べ残しを屋外に放置せず、密閉容器で保管して動物の誘引を防ぐ
• コウモリが好む暗がりを減らすため、夜間は屋外の照明を点灯し、静まり返った環境を避ける

これらを組み合わせて実施することで、被害の再発を効果的に防止できます。

安全かつ適法に撤去・追い出すには、以下の手順が必要です：

• 専門業者による事前調査で生息箇所を特定し、巣や隠れ場所の状況を把握する
• コウモリは夜行性なので、日中に侵入口に一方通行の排除装置（バットガード）を設置し、夜間に飛び出させる
• ハトは捕獲檻（生け捕り用）にエサを仕掛けて誘引し、捕獲後は近隣の適切な場所へ移動させる
• 作業中は防護服・手袋・マスクを着用し、糞尿や羽根に含まれる病原体への感染リスクを軽減する
• 捕獲後は速やかに再侵入防止策を施し、巣材や糞尿を消毒・廃棄して衛生環境を整える

法令に則り、かつ動物に不必要な苦痛を与えない人道的な方法を選択するため、許可を得た専門業者にすべて任せることをおすすめします。

駆除・追い出しが完了したら、次の手順で清掃・消毒および再発防止を行いましょう：

• コウモリやハトの糞尿や巣材を専用防護具（手袋、マスク、保護メガネ）で取り除き、密閉袋に入れて廃棄する
• 屋根裏やベランダ、軒下などの汚染箇所を次亜塩素酸ナトリウム溶液や専用消毒剤で徹底的に消毒し、ウイルスや細菌を除去する
• 断熱材や断熱シートに被害が及んでいる場合は新しいものと交換し、換気口や隙間を再度金網・金属板で封鎖する
• 再発防止のため、月に一度程度は侵入口周辺を目視点検し、劣化や新たな隙間がないか確認する
• 近隣でも同様の被害があるときは、共有の集会所や掲示板で情報交換を行い、共同で忌避剤や超音波装置を設置して効果を高める

これらを徹底することで、衛生面のリスクを抑えつつ、再びコウモリやハトが棲みつくのを防ぎます。