洗面台下の配管が水漏れする原因とは?
洗面台下のパイプからポタポタ水が漏れる原因は主に以下の通りです。
1. 接続ナットの緩み
2. パッキンやOリングの劣化
3. 排水トラップ(S字トラップ)の破損
4. 給水ホースの亀裂や劣化
接続ナットの緩みをチェック
最も簡単に確認できるのは接続ナットの緩みです。プライヤーやモンキーレンチでナットを時計回りに軽く締め直すだけで水漏れが止まることがあります。ただし、締めすぎると割れや亀裂の原因になるため、適度な力加減を心がけましょう。
自力で修理できる範囲と手順
1. 止水栓を閉める
洗面台下の止水栓を右回りに締め、給水を止めます。
2. 配管カバーを取り外す
配管カバーを外してトラップ部分を露出させます。
3. 排水トラップ(S字トラップ)の水を抜く
バケツを下に置き、ナットを緩めて排水トラップ内の残水を排出します。
4. パッキンやOリングの交換
ナットやフランジに使用されているパッキンやOリングをホームセンターで交換用パーツを購入し、古いものと交換します。
5. 元に戻して止水栓を開ける
組み立て後、止水栓を開けて水漏れがないか確認します。
交換部品の費用目安
・パッキン・Oリングセット:300~500円程度
・排水トラップ(S字トラップ)一式交換:1,500~3,000円程度
・給水ホース交換:1,000~2,000円程度
業者に依頼する場合の費用相場
自力修理が難しい場合は、専門の水道業者に依頼しましょう。費用相場は以下の通りです。
・ナット締めやパッキン交換:5,000~8,000円程度
・排水トラップ(一式交換):8,000~12,000円程度
・給水ホース交換:10,000~15,000円程度
・深夜・休日対応:追加3,000~5,000円程度加算
まとめ
洗面台下の配管からの水漏れは、まず止水栓を閉めてからナットの緩みチェックやパッキン交換を行いましょう。自力修理が困難な場合は、早めに専門業者に連絡し見積もりを依頼することが重要です。部品費用を抑えつつ、適切な修理を行ってください。




