シロアリ・羽蟻駆除・防除の基本ガイド
1. シロアリってどんな虫?
こんにちは!家の柱や床がボロボロ…そんな不安ありませんか?犯人はシロアリかもしれません。シロアリは木材を食べて建物を内部から壊す厄介者です。
- イエシロアリ:日本全国に分布。湿った木材や土台を好む。
- ヤマトシロアリ:関東以西で多く見られ、小規模被害から大被害まで。
- 羽アリ:繁殖のために飛び出す成虫。春先に大量発生するサイン。
まとめ:
シロアリは木部を内部から食害。羽アリの羽化や羽根の落ち跡が、被害発見の第一サインです。
2. 被害サインの見つけ方
シロアリ被害は見えにくいので要注意!こんな兆候が出たら点検を。
- 床がふわふわ沈む、木材が叩くと空洞音がする
- 壁や柱に土のトンネル(蟻道)がある
- 春先に室内外で羽アリが大量発生
- 窓枠やサッシ周りに羽根だけが散らばる
まとめ:
羽アリの大量発生、蟻道、空洞音は要注意。早期発見で被害拡大を防ぎましょう。
3. 駆除・防除の基本ステップ
シロアリ対策は専門的な薬剤処理がメイン。流れを押さえましょう。
- 調査:被害箇所と被害範囲、蟻道の確認。
- 薬剤処理:土壌処理でバリアを構築し、木部に直接注入。
- ベイト工法:シロアリが好む餌に毒餌を混ぜ、巣全体を駆除。
- 点検口設置:定期的に内部をチェックできる点検口を確保。
- アフターケア:定期点検・再処理で長期的に防除。
まとめ:
「調査→薬剤処理→ベイト工法→点検→アフターケア」の流れで、徹底的にシロアリを防ぎます。
4. DIY vs 専門業者依頼のメリット・デメリット
シロアリは専門的知識と薬剤が必要です。DIYか業者か迷ったらこちらを参考に。
DIY
- メリット:初期コストを抑えられる
- デメリット:薬剤の扱い難度が高く、効果が不十分になる恐れ
専門業者
- メリット:確実な調査・処理、保証付き、法令順守
- デメリット:DIYより高コスト、業者選びの手間
まとめ:
シロアリは早期発見こそ重要。確実な駆除を望むなら専門業者に依頼しましょう。
5. 再発防止のポイント
一度駆除しても、環境が合えば再び侵入します。次の対策を継続しましょう。
- 床下や基礎まわりの換気・湿度管理
- 木材の地面接触を避ける構造に改善
- 点検口を活用して定期的に内部チェック
- 薬剤バリアの再処理(5年ごとなど)
まとめ:
湿気・木材接触・点検不足が再発原因。環境管理と定期点検で長期的に守りましょう。
6. 最終まとめ
シロアリは「見えない被害」で家を蝕みます。羽アリや蟻道の兆候を見逃さず、専門的な駆除・防除で安心の家を維持しましょう。




