1. 業者探しの前に押さえたいこと

まずは駆除対象と範囲を明確にしましょう。「ゴキブリ・ダニ」「シロアリ」「蜂・スズメバチ」など、害虫ごとに作業内容や使用薬剤が異なります。自分のニーズを整理したうえで探し始めると、無駄な問い合わせが減りますよ。

まとめ：
対象害虫と被害範囲（部屋数・㎡数・高さなど）をまず把握しておきましょう。

2. 業者の探し方：目安は３パターン

以下の３つの方法を組み合わせると、信頼度がアップします。

• インターネット検索：キーワード例「地域名＋害虫駆除」「蜂 駆除 信頼」など。会社HPで施工事例や資格の有無をチェック。
• 知人・SNSの口コミ：実際に利用した人の体験談は貴重。Facebookグループや地域掲示板で聞いてみましょう。
• 自治体や公的機関の紹介：市区町村の「相談窓口」や「まちの専門家紹介」ページで紹介される業者は一定の審査あり。

まとめ：
WEB・口コミ・公的機関の３つを活用して、リストアップするのがおすすめです。

3. 見積り依頼のポイント：比較は“同項目”で

見積りを取るときは、以下の項目を業者に必ず確認・明記してもらいましょう。

• 駆除対象（害虫の種類・生息箇所）
• 作業範囲（㎡数、部屋数、高所作業の有無）
• 使用薬剤・機材の種類と安全性（法令・認可の有無）
• 保証期間とアフターケア内容
• 追加費用の発生条件（再発時・悪天候での延期など）

まとめ：
「項目をそろえた同条件比較」で、料金だけでなくサービス内容の違いも明確にしましょう。

4. 業者選びの注意点：ここに注意！

悪徳業者に騙されないために、次のポイントをチェック。

• 許可・登録：毒物劇物取扱責任者や建築物ねずみ昆虫防除業登録の有無
• 実績・口コミ：施工写真、顧客レビュー、電話での対応品質
• 契約書面：必ず正式な書面（工事請負契約書）を交わす
• 即日対応の落とし穴：「今すぐ駆除」を売りにする業者は後で追加請求しがち
• 訪問販売の注意：自宅訪問で即決させようとする業者は慎重に

まとめ：
許可・登録、書面契約、実績確認、即日対応や押し売りに注意して選びましょう。

5. 契約後・施工中のチェックポイント

施工中も安心ではありません。以下を確認しつつ進行を見守りましょう。

• 作業前の写真撮影・立会いで現状確認
• 作業工程の説明（養生、薬剤散布方法、時間配分など）
• 作業後の完了報告と立会い検査
• 保証書・領収書の受け取り

まとめ：
写真・立会い・文書を活用して、「やったつもり」ではなく「やった証拠」を残しましょう。

6. トラブル回避＆再発防止策

駆除完了後も安心せず、次の対策を継続しましょう。

• 定期点検プランの活用（半年～1年ごと）
• 餌場・隠れ家の徹底排除（清掃・収納の工夫）
• 忌避剤・超音波装置の定期メンテナンス
• 近隣トラブル回避のため、施工日時は事前連絡

まとめ：
定期メンテと環境整備で、再発リスクを最小限に抑えましょう。

7. 最終まとめ

害虫駆除は「業者選び」が９割！見積り比較・許可登録の確認・書面契約を徹底し、施工中も写真や立会いでチェック。アフターケアまで含めたトータルプランで安心の住まいを守りましょう。