ガラス交換は自分でできる?「ペアガラス」がDIY不可能な理由と、無料で直せるかもしれない「保険」の活用術
結論から言うと、ガラス交換のDIYはおすすめしません。現代の住宅に使われている「ペアガラス」は工場で真空密閉されているため、自作が不可能だからです。また、割れたガラスの処分は困難を極めます。 本記事では、DIYできるガラスの種類と、業者が来るまでの安全な応急処置、そして「不測かつ突発的な事故」として保険を使う方法を解説します。
- ガラスDIYは「単板ガラス」のみ!ペアガラスが不可能な理由 絶対に手袋を!割れたガラスの安全な片付け方と応急処置 ガラス屋を呼ぶ前に「火災保険」を確認すべき理由(不測の事故) ネットオーダーを活用したDIY交換手順と「グレチャン」の重要性
割れたガラスの安全確保と応急処置マニュアル
・靴を履き、破片を「ダンボール」で片付ける
まずスリッパか靴を履いてください。微細な破片を踏むと深く刺さります。大きな破片は手袋をして拾い、細かい破片は掃除機で吸った後、ガムテープでペタペタと除去します。破片はダンボール箱に入れて密封し、「キケン!ガラス」と大きく書いてください。
・ダンボールと養生テープで塞ぐ
業者が来るまで、または新しいガラスが届くまでの応急処置です。穴が開いた部分をダンボールで挟み、養生テープで固定します。ガムテープだと跡が残るため、必ず「養生テープ」を使ってください。
・「火災保険」の証券を確認する
意外と知られていませんが、台風だけでなく「子供が割った」「模様替えでぶつけた」という事故も、火災保険の「家財」や「破損・汚損」特約で補償される場合があります(免責金額に注意)。ガラス屋を呼ぶ前に、必ず保険会社に確認してください。
見逃されがちなガラス破損・劣化の原因
熱割れ(ワイヤー入りガラス)
網入りガラス特有の現象です。冬の晴れた日など、サッシ(枠)は冷たいのに、ガラス面だけ直射日光で熱くなると、内部のワイヤーが膨張してガラスを内側から割ってしまいます。自然現象ですが、これも保険対象になることが多いです。
錆(サビ)割れ
古いサッシの場合、内部の鉄筋やワイヤーが雨水で錆びて膨張し、ガラスを圧迫して割ることがあります。この場合、ガラスだけでなくサッシ枠の修理も必要になります。
ペアガラスの内部結露
ガラスは割れていませんが、2枚のガラスの間が曇ったり水滴がついている状態です。これは封止材(シール)の寿命で、断熱性能が失われています。修理はできないため、ガラス交換が必要です。
サッシガラスを安全に交換するDIY3ステップ
自分でガラスを切るのは危険すぎます。「オーダーガラス板」の通販サイトで、厚み(3mmや5mm)とサイズをミリ単位で指定し、切断されたものを買ってください。端面処理(怪我防止加工)も頼めます。
サッシを枠から外し、上下の桟(さん)を固定しているビスを緩めて分解します。古いガラスと、周りに巻いてあるゴムパッキン(グレチャン)を外します。
新しいガラスに「グレイジングチャンネル(グレチャン)」というゴムを一周巻きつけます。これをサッシの枠にはめ込み、ビスを締め直せば完成です。ゴムがたるまないように引っ張り気味に巻くのがコツです。
Amazonやホームセンターで買えるDIYアイテム
絶対にやってはいけないNG行動
自力で解決 vs プロの業者 比較表
| 比較項目 | 自分で解決 (DIY) | プロに依頼 |
|---|---|---|
| 費用目安 | 5,000円 〜 15,000円 | 15,000円 〜 30,000円 |
| ガラスの種類 | 透明な単板ガラス(3mm/5mm)のみ対応可能。 | ペアガラス、Low-E(遮熱)ガラス、強化ガラス、防犯ガラスなど、あらゆる高機能ガラスをメーカー発注・設置できる。 |
| 廃材処分 | 自治体によっては回収不可。細かく割って危険ごみに出す手間とリスクがある。 | 割れたガラスを安全に持ち帰り、産業廃棄物として処理してくれる。 |
| 仕上がり・安全性 | 採寸ミスで隙間風が入ったり、作業中に手を切るリスクが高い。 | 完璧な採寸と施工で、気密性を確保。保険適用なら費用負担も少ない。 |
プロに頼むべきサイン
以下のような場合は、無理せずプロに相談することを推奨します。
ガラスの間に銀色の金具(スペーサー)が見えたらペアガラスです。これは工場で組み立てられる製品なので、DIYでの修理は不可能です。ガラス屋さんに同じサイズをオーダーメイドしてもらう必要があります。
畳一畳分のガラスは15kg〜20kgの重さがあります。素人が一人で持つと、重さに耐えきれず落としたり、腰を痛める危険があります。2人以上で作業できない場合はプロに任せてください。
屋根にある窓の交換は、屋根に登る必要があり、雨漏り対策(防水処理)も必須です。ガラス屋だけでなく屋根屋の技術も必要なため、絶対にDIYしてはいけません。
よくある質問
「自分では難しい…」と感じたら
無理せずプロに相談しましょう
DIYでの失敗が悪化を招くこともあります。ガラス交換の専門家が最短30分で駆けつけます。
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