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ゴミ屋敷

ゴミ屋敷は自力で片付けられる?「レベル別」攻略法とプロに頼むべき危険ライン

暮らしのお困り事アドバイザーManami 監修
2025年12月 最新情報
「足の踏み場がない…」「コンビニ弁当の空き箱が山積み…」 いわゆるゴミ屋敷状態になってしまうと、どこから手をつけていいか分からず、途方に暮れてしまいますよね。

結論から言うと、ゴミが膝より下で、乾いたゴミ(紙やプラスチック)中心なら自力でも可能です。しかし、「湿ったゴミ」や「害虫」が発生している場合、素人が手を出すと健康被害に遭うリスクがあります。 本記事では、挫折せずに片付けるための戦略的ステップと、業者に頼むべき危険なサインを解説します。
この記事でわかること
  • 自力で片付けられる「乾いたゴミ」とプロ必須の「湿ったゴミ」の違い 挫折しないための鉄則手順「入り口確保」と「分別無視」 怪我や病気を防ぐための「マスク・安全靴」の重要性 膝より高いゴミ山は無理?業者に頼むべき限界ライン

【作業前に必須】ゴミ屋敷で身を守るための初動対応

・まずは「害虫駆除」から始める

ゴミ山の中には、ゴキブリやダニが大量に潜んでいます。作業中に這い出してくるとパニックになり、作業が中断してしまいます。入室する前に、まずは強力なくん煙剤(バルサン等)を焚き、害虫の動きを止めるのが鉄則です。

・玄関から「人が通る道」を作る

部屋の奥から片付けようとしてはいけません。ゴミを搬出するための動線が確保できないからです。まずは玄関〜廊下のゴミを袋詰めし、トラックや集積所へ運ぶための「搬出ルート」を確保します。

・換気を徹底する(ガス対策)

密閉されたゴミ屋敷内では、腐敗によるメタンガスやアンモニア臭が充満しています。そのまま作業すると酸欠や中毒症状を起こす危険があります。窓とドアを全開にし、マスクをして作業してください。

ゴミ屋敷が深刻化する3つの原因と状態別リスク

コンビニ弁当やペットボトル(乾いたゴミ)

比較的回復しやすいタイプです。食べ残しが乾燥しており、悪臭も少なめです。分別さえできれば、時間はかかりますが自力での撤去も可能です。

生ゴミ・飲み残し・排泄物(湿ったゴミ)

最も危険なタイプです。腐敗汁が床に染み込み、強烈な悪臭と害虫、カビが発生しています。ペットボトルの中身が尿(トイレ代わり)である場合もあり、感染症リスクが高いためプロの領域です。

精神的なセルフネグレクト

「片付けられない」のは性格の問題ではなく、うつ病や認知症、ADHDなどの影響で、生きる気力を失っている(セルフネグレクト)ケースが多いです。周りのサポートや専門家の介入が必要です。

まずはここから!ゴミ屋敷DIY片付けの現実的な進め方

1
明らかな「可燃ゴミ」だけを狙う

分別を細かく考えていると進みません。まずは視界に入ってくる「コンビニゴミ」「紙くず」「服」など、明らかに燃えるゴミだけをひたすら袋に詰め込みます。これで総量を減らします。


2
ゴミ捨ての日程を確認・調整

一度に数百袋も出すと、ゴミ集積所が溢れて近所迷惑になり、収集拒否されることがあります。

  • クリーンセンターへレンタカーで直接持ち込むか、自治体の清掃局に相談して「臨時収集(有料)」を依頼します。

3
床が見えたら清掃・消毒

ゴミがなくなっても、床には長年の汚れやカビ、腐敗液がこびりついています。洗剤と消毒用アルコールを使って拭き上げます。床材が腐っている場合は、リフォームが必要になることもあります。

遺品整理トラブルは他にもありませんか?

【警告】絶対にやってはいけないNG行動

「思い出の品」を見ようとする
最大の挫折原因です。 写真や手紙が出てくるたびに手を止めていると、1日かかってもゴミ袋1つ分も進みません。「まずは明らかなゴミだけを捨てる」と決め、思い出の品は後回しにしてください。
スプレー缶やライターを混ぜる
大量のゴミに紛れて、カセットボンベやライターを可燃ゴミに混ぜてしまうと、収集車の中で圧縮された際に爆発・炎上事故を起こします。必ず分別ルールを守り、危険物は別にしておく必要があります。
一人でやろうとする
ゴミ屋敷のゴミの量は、想像を絶します(2トントラック数台分など)。一人でやると心が折れるだけでなく、重いゴミの下敷きになって怪我をするリスクもあります。最低でも2〜3人の協力者が必要です。

自力で解決 vs プロの業者 比較表

比較項目 自分で解決 (DIY) プロに依頼
費用目安 50,000円 〜 150,000円 200,000円 〜 1,000,000円
作業時間 週末ごとの作業で半年〜1年以上かかるケースが多い。途中で挫折する確率が高い。 4〜5名のスタッフとトラックを配備し、1日〜2日で空っぽにする。
近所への発覚 大量のゴミ袋を少しずつ出すため、長期間にわたり近所に「ゴミ屋敷」であることが露見し続ける。 ダンボール等で中身が見えないよう梱包し、短時間で搬出するため、近所にバレにくい。
消臭・原状回復 ゴミは捨てられても、壁や床に染み付いた強烈な悪臭までは取れない。 オゾン脱臭機や特殊な薬剤を使用し、染み付いた臭いまで除去できる。

プロに頼むべきサイン

以下のような場合は、無理せずプロに相談することを推奨します。

ゴミが「膝(ひざ)」の高さを超えている 重度

床が見えず、地層のように踏み固められたゴミが膝より高い場合、ゴミの量は数トンレベルです。一般家庭のゴミ出しの範疇を超えており、自力での搬出は物理的に不可能です。

トイレやお風呂が使えない(排泄物がある) 重度

トイレが詰まって使えず、ペットボトルやビニール袋に排泄している場合、感染症のリスクが極めて高い「バイオハザード」状態です。特殊清掃の技術が必要です。

近所から苦情・行政指導が来ている 重度

悪臭や害虫で近隣トラブルになっている場合、のんびり片付けている時間はありません。「○月○日までに撤去しろ」という期限がある場合は、即座に業者を入れて解決する必要があります。

💡 プロからのアドバイス ゴミ屋敷の片付けは、単なる掃除ではなく「物流作業」です。 2トントラック数台分の物量を、分別し、運び出し、処分場へ運ぶ。これを個人が仕事の合間にやるのは、正直申し上げて至難の業です。 「家賃を払い続けてゴミを保管する」コストと、「業者に払って明日から新しい生活を始める」メリットを天秤にかけてみてください。多くの依頼者様が「もっと早く頼めばよかった」と仰います。

よくある質問

Q. 業者に頼むのが恥ずかしいです
A. 業者は毎日ゴミ屋敷を見て慣れているので、驚くことはありません。また、守秘義務があるため、他人に部屋の状況を漏らすこともありません。勇気を出して相談することが、普通の生活に戻る第一歩です。
Q. 貴重品もゴミに埋もれていますが探せますか?
A. 業者に依頼する場合、「通帳と印鑑を探して欲しい」と伝えれば、仕分け作業中に捜索してくれます。DIYの場合、間違って捨ててしまうリスクが高いため注意が必要です。
Q. 費用を安く抑えるコツは?
A. 「業者に頼む部分」と「自分でやる部分」を分けることです。例えば、服や雑誌など袋詰めしやすいものは自分で捨てて量を減らし、冷蔵庫や家具などの「粗大ゴミ・重量物」だけを業者に依頼すると費用を抑えられます。

「自分では難しい…」と感じたら
無理せずプロに相談しましょう

DIYでの失敗が悪化を招くこともあります。ゴミ屋敷の専門家が最短30分で駆けつけます。

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監修者
この記事を書いた人
暮らしのお困り事アドバイザーManami

10年間、生活のお困り事サービスサイトの運営に携わりお困り事アドバイザー&解決インフルエンサーとして活動しています。業界・ユーザーの双方の課題を解決してきた経験を基にわかりやすく情報を提供します。

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