窓リフォームは自分でできる?「内窓」DIYの手順と、絶対に外してはいけない「外サッシ」の境界線
「結露で窓枠のカビがひどい…」「冬の寒さが辛いので二重窓にしたい…」 窓のリフォームは、部屋の断熱性を高める最も効果的な手段です。
実は、今ある窓の内側にもう一つ窓をつける「内窓(インナーサッシ)」なら、ドライバー1本でDIY可能です。 しかし、外側のアルミサッシ自体を交換しようとしたり、窓枠の腐食を塗装で誤魔化そうとすると、家の寿命を縮めることになります。 本記事では、DIYでできる「内窓」「窓枠補修」のテクニックと、国からの補助金を使ってお得にプロに頼むべきケースについて解説します。
- 採寸が命!ドライバー1本でできる「内窓」DIYの成功法則 ボロボロの窓枠が復活!「ダイノックシート」貼りの裏技 絶対に外してはいけない「外サッシ」と、雨漏りのリスク 実はプロがお得?「窓リノベ補助金」を使うとDIYより安くなる理由
週末でできる!窓の快適性を高めるDIY3ステップ
内窓キットの取り付け

ネットでサイズオーダーした内窓キット(LIXILインプラスやYKKプラマードUなど)を取り付けます。
窓枠の「カッティングシート」

剥がれた窓枠を補修します。
網戸の張り替え

最も手軽な窓リフォームです。ホームセンターで「網」「押さえゴム」「ローラー」を買えば、1枚300円程度で張り替えられます。コツは「ゴムを角で少し余らせる」ことと「網を引っ張りすぎない(枠が歪むため)」ことです。
やってはいけないNG行動
絶対にNGです。 一般的なサッシは外壁材の下に防水シートと一緒に固定されています。これを外すには外壁を切断する必要があり、復旧時に完璧な防水処理をしないと、100%雨漏りします。サッシ交換はプロの「カバー工法」一択です。
結露で木枠が腐り、指で押すと沈むような状態の場合、上からペンキやシートを貼っても意味がありません。内部でシロアリの巣になっている可能性があり、腐った部分を切除して埋木をするか、枠ごとの交換(大工工事)が必要です。
「シルバーのサッシを黒くしたい」とスプレー塗装する人がいますが、アルミサッシは塗料が非常に乗りにくく、数ヶ月でバリバリに剥がれて汚くなります。アルミ専用の強力なプライマー処理が必要なため、素人塗装は推奨しません。
自力で解決 vs プロの業者 比較表
| 比較項目 | 自分で解決 | プロに依頼 |
|---|---|---|
| 費用目安 | 20,000円 〜 | 40,000円 〜 |
| 内窓の精度・気密性 | 採寸ミスで隙間ができたり、入らなかったりするリスクがある(返品不可)。 | レーザー採寸で完璧なサイズをオーダーし、枠の歪みも「ふかし枠」やコーキングで調整して気密性を最大化する。 |
| サッシ交換(カバー工法) | 不可能。外壁工事が必要になる。 | 今あるサッシ枠の上から新しいサッシ枠を被せる「カバー工法」により、壁を壊さずに半日で最新の断熱サッシに交換できる。 |
| 補助金の活用 | 材料費のみで安く見えるが、国の補助金対象外になることが多い。 | 「先進的窓リノベ事業」などの大型補助金(工事費の50%〜相当)を使えるため、実質負担額はDIYと変わらないか、安くなる場合がある。 |