キッチンの排水溝つまり・逆流を自分で直す!油汚れを溶かす「お湯」と「圧力」の極意
- 本記事では、固まった油を溶かす正しい「お湯」の使い方と、タオル1枚でできる強力な「水圧押し出し法」など、業者を呼ぶ前に試すべき解決策を徹底解説します。
キッチンの排水溝が詰まって逆流している場合の緊急対応
・ゴミ受けとワントラップを外す
まずは排水口のフタ、ゴミ受けカゴ、その下にあるお椀型の「ワントラップ」を外します。これらにヌメリや食材カスが詰まっているだけで、水が流れないケースが多々あります。
・タオル詰め+お湯溜め作戦
排水口にタオルを詰め込んで栓をします。シンクの6〜8分目まで「50℃〜60℃のお湯」を溜めたら、タオルを一気に引き抜きます。大量のお湯の水圧と熱で、軽度の油つまりなら一発で押し流せます。
・ラバーカップ(スッポン)で動かす
お湯攻めでも流れない場合、ラバーカップを排水口に密着させ、ゆっくり押して勢いよく引きます。詰まっている異物や油の塊を動かして隙間を作ります。
詰まりの主な原因
冷えて石化した「油汚れ」
キッチンのつまり原因No.1です。肉の脂や食用油は、排水管の中で冷やされると白く固まります。これが層のように積み重なり、最終的には石のように硬くなって配管を完全に塞ぎます。
食材カス・爪楊枝などの異物
ゴミ受けをすり抜けた細かな食材カスや、うっかり落とした爪楊枝などが、配管内の油汚れに引っかかり、ダムのようにせき止めてしまいます。
排水マスの汚れ(屋外)
キッチンだけでなく、家の外にある「汚水マス」に油が溜まっているケースです。ここが詰まると、キッチンで水を流した瞬間にボコボコと音がしたり、逆流したりします。
排水溝つまり・逆流を自分で直すDIY解決手順
油汚れを化学分解するには「水酸化ナトリウム(アルカリ性)」の濃度が1%以上の強力な洗剤を選びます。たっぷり注いで30分〜1時間放置し、その後大量の水で流します。
薬剤で油を柔らかくした後、真空式ポンプで強力に吸引します。トイレのスッポンよりも吸引力が強く、お椀型のカップがキッチンの排水口にフィットしやすいためおすすめです。
柔らかくなった油汚れを、配管掃除用のワイヤーブラシ(スネークワイヤー)で物理的に削り落とします。
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【警告】事態を悪化させる!やってはいけないNG行動
自分で解決vsプロの業者
| 比較項目 | 自分で解決 (DIY) | プロに依頼 |
|---|---|---|
| 費用目安 | 500円 〜 4,000円 | 15,000円 〜 40,000円 |
| 油汚れの除去率 | 薬剤で表面を溶かすか、穴を開けて通水させる程度。壁面の油は残る。 | 高圧洗浄機を使用し、配管の内側にこびりついた油の塊を粉砕して洗い流す。 |
| 作業範囲 | シンク下のジャバラホース付近までしか届かない。 | 床下の配管から、屋外の排水マス、本管合流部まで長く洗浄できる。 |
| 水漏れリスク | 接続部を緩めてしまったり、ホースを破損させて水漏れを起こすリスクがある。 | 破損リスクを回避し、万が一の漏水時も対応・保証がある。 |
水漏れ修理のプロを呼ぶべき「限界サイン」
以下のような場合は、無理せずプロに相談することを推奨します。
排水管が完全に詰まり、行き場を失った水がシンク下の接続部分から溢れ出しています。床材や階下への浸水被害に直結するため、水道元栓を閉めて即座に業者を呼んでください。
異物が曲がり角(トラップ)に引っかかっている場合、上から棒で突つくとさらに奥へ押し込んでしまい、取り出しが困難になります。配管分解が必要です。
配管内の油汚れが「石灰化」して石のように硬くなっています。市販の薬剤では溶けないため、業務用の高圧洗浄機で砕くしかありません。
よくある質問
「自分では難しい…」と感じたら
無理せずプロに相談しましょう
DIYでの失敗が悪化を招くこともあります。キッチン・排水溝つまりの専門家が最短30分で駆けつけます。
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