照明交換は自分でできる?「カチッと付けるだけ」と「電気工事」の境界線&落下事故を防ぐ天井チェック法
しかし、天井に埋め込まれたダウンライトや、玄関のポーチライトなどは、配線が直接器具に繋がっているため、資格がないと交換できません。 本記事では、DIY可能な照明の見分け方と、重い照明(シャンデリア等)を付ける際に絶対確認すべき「天井の耐荷重」について解説します。
- 資格なしでOK!「引掛シーリング」を使った照明交換の全手順 「直結配線」には手出し無用!ダウンライトや浴室灯の危険性 5kg以上の照明は落下注意!シャンデリア取り付けの落とし穴 工事不要で自動化!「センサー付き電球」の活用術
照明DIY前に必ず確認すべき3つのポイント
・天井の「配線器具」を確認する
まず天井を見てください。プラスチックの丸い・四角い部品(引掛シーリングローゼット)があればDIY可能です。逆に、天井から電線が直接出ていて照明に繋がっている場合は「直結(直付け)仕様」なので、取り外しからプロに依頼する必要があります。
・器具の「重量」を確認
一般的な引掛シーリングが耐えられる重さは「5kgまで」です。それ以上の重さがあるシーリングファンやシャンデリアを付ける場合、天井の補強工事や、ボルト吊り施工が必要です。無視して付けると、地震などで落下します。
・スイッチ(調光器)の確認
壁のスイッチが「ダイヤル式(調光機能付き)」の場合、対応していないLED電球や照明器具を付けると、チラつきや故障、最悪の場合は発煙の原因になります。必ず「調光器対応」の製品を選ぶか、スイッチを普通のON/OFF式に交換(要工事)してください。
照明まわりでよくある交換・リフォームのケース
LEDへの交換(省エネ)
電気代高騰により、古い蛍光灯からLEDシーリングライトへの交換需要が急増しています。虫が入りにくく、リモコンで調色もできるため、最もコスパの良いリフォームです。
ダクトレールの設置(カフェ風)
「ペンダントライトを3つ並べたい」といった場合、天井に「簡易取付ダクトレール」を設置します。引掛シーリングがあれば、工事なしでレールを取り付けられ、自由な位置に照明を増やせます。
スイッチの故障・陥没
照明がつかない原因が、電球ではなく「壁スイッチのバネ折れ」であるケース。スイッチ本体の交換は配線作業になるため、電気工事士への依頼が必要です。
引掛シーリング照明のDIY手順
下記で天井には「引掛シーリング」だけが残ります。
- 1. 壁スイッチを切る。
- 2. カバーを回して外す。
- 3. 中心にあるコネクタ(アダプタ)のロックボタンを押しながら回して外す。
新しい照明に付属している「専用アダプタ」を、天井の引掛シーリングに差し込み、「カチッ」と音がするまで右に回します。これが照明の土台になります。
照明本体をアダプタの中心に合わせて押し上げます(パチンとロックされます)。その後、アダプタから出ているコードを本体の端子に確実に差し込みます。カバーを付ければ完了です。
Amazonやホームセンターで買える!DIYアイテム
【定番】今は蛍光灯ではなく、器具ごと交換するLED一体型が主流です。6畳〜12畳用など部屋の広さに合わせて選びます。アイリスオーヤマやパナソニック製なら取り付けも簡単です。 価格: 4,000円〜
画像: (天井に付けるレール) 説明: 【アレンジ】工事不要で、引掛シーリングに取り付けられるレール。これを使えば、憧れのスポットライトやペンダントライト多灯使いが賃貸でも実現できます。 価格: 5,000円〜
【自動化】トイレや廊下のスイッチ交換ができない場合、電球をこれに変えるだけで「自動点灯」になります。工事不要で生活が便利になる神アイテムです。 価格: 1,000円〜
詳細を見る絶対にやってはいけないNG行動
自力で解決 vs プロの業者 比較表
| 比較項目 | 自分で解決 (DIY) | プロに依頼 |
|---|---|---|
| 費用目安 | 4,000円 〜 15,000円 | 15,000円 〜 100,000円 |
| 対応できる照明の種類 | 引掛シーリング対応のシーリングライト、ペンダントライトのみ。 | ダウンライト、ブラケット(壁付け)、シャンデリア(重量級)、屋外灯など全て対応。 |
| 配線の美しさ | モールで隠すのが限界。 | 天井裏や壁の中を通してスイッチを新設したり、移設したりできる(隠蔽配線)。 |
| 安全性(重量・熱) | 重い照明を無理につけて落下させたり、断熱材施工器具に非対応のLEDをつけて短寿命になるミスがある。 | 天井下地を確認して補強を行い、器具に合った正しい施工を行う。 |
プロに頼むべきサイン
以下のような場合は、無理せずプロに相談することを推奨します。
照明を外した時、天井の部品(ローゼット)にヒビが入っていたり、ビスが抜けてグラグラしている場合は、新しい照明を付けてはいけません。重みに耐えられず落下します。部品交換(要電気工事士)が必要です。
蛍光灯器具から異音がする場合、内部の安定器が寿命を迎えています。発火の前兆ですので、管を変えるのではなく、器具ごとの交換が必要です。直結型ならプロへ連絡を。
ダウンライトには「断熱材施工器具(Sマーク)」という特殊なタイプがあり、対応していないLED電球を入れると熱がこもって故障・発火します。器具ごとLED一体型に交換するのが安全で長持ちします。
よくある質問
「自分では難しい…」と感じたら
無理せずプロに相談しましょう
DIYでの失敗が悪化を招くこともあります。電気工事の専門家が最短30分で駆けつけます。
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