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電気工事

照明交換は自分でできる?「カチッと付けるだけ」と「電気工事」の境界線&落下事故を防ぐ天井チェック法

暮らしのお困り事アドバイザーManami 監修
2025年12月 最新情報
「部屋をLEDシーリングライトに変えたい」「おしゃれなペンダントライトを吊るしたい」 照明の交換は、最も手軽に部屋の雰囲気を変えられるDIYです。天井に「引掛(ひっかけ)シーリング」という部品があれば、工具なしで数分で交換できます。

しかし、天井に埋め込まれたダウンライトや、玄関のポーチライトなどは、配線が直接器具に繋がっているため、資格がないと交換できません。 本記事では、DIY可能な照明の見分け方と、重い照明(シャンデリア等)を付ける際に絶対確認すべき「天井の耐荷重」について解説します。
この記事でわかること
  • 資格なしでOK!「引掛シーリング」を使った照明交換の全手順 「直結配線」には手出し無用!ダウンライトや浴室灯の危険性 5kg以上の照明は落下注意!シャンデリア取り付けの落とし穴 工事不要で自動化!「センサー付き電球」の活用術

照明DIY前に必ず確認すべき3つのポイント

・天井の「配線器具」を確認する

まず天井を見てください。プラスチックの丸い・四角い部品(引掛シーリングローゼット)があればDIY可能です。逆に、天井から電線が直接出ていて照明に繋がっている場合は「直結(直付け)仕様」なので、取り外しからプロに依頼する必要があります。

・器具の「重量」を確認

一般的な引掛シーリングが耐えられる重さは「5kgまで」です。それ以上の重さがあるシーリングファンやシャンデリアを付ける場合、天井の補強工事や、ボルト吊り施工が必要です。無視して付けると、地震などで落下します。

・スイッチ(調光器)の確認

壁のスイッチが「ダイヤル式(調光機能付き)」の場合、対応していないLED電球や照明器具を付けると、チラつきや故障、最悪の場合は発煙の原因になります。必ず「調光器対応」の製品を選ぶか、スイッチを普通のON/OFF式に交換(要工事)してください。

照明まわりでよくある交換・リフォームのケース

LEDへの交換(省エネ)

電気代高騰により、古い蛍光灯からLEDシーリングライトへの交換需要が急増しています。虫が入りにくく、リモコンで調色もできるため、最もコスパの良いリフォームです。

ダクトレールの設置(カフェ風)

「ペンダントライトを3つ並べたい」といった場合、天井に「簡易取付ダクトレール」を設置します。引掛シーリングがあれば、工事なしでレールを取り付けられ、自由な位置に照明を増やせます。

スイッチの故障・陥没

照明がつかない原因が、電球ではなく「壁スイッチのバネ折れ」であるケース。スイッチ本体の交換は配線作業になるため、電気工事士への依頼が必要です。

引掛シーリング照明のDIY手順

1
古い照明を外す

下記で天井には「引掛シーリング」だけが残ります。

  • 1. 壁スイッチを切る。
  • 2. カバーを回して外す。
  • 3. 中心にあるコネクタ(アダプタ)のロックボタンを押しながら回して外す。

2
専用アダプタを取り付ける

新しい照明に付属している「専用アダプタ」を、天井の引掛シーリングに差し込み、「カチッ」と音がするまで右に回します。これが照明の土台になります。


3
本体を押し上げ、コネクタを接続

照明本体をアダプタの中心に合わせて押し上げます(パチンとロックされます)。その後、アダプタから出ているコードを本体の端子に確実に差し込みます。カバーを付ければ完了です。

Amazonやホームセンターで買える!DIYアイテム

LEDシーリングライト(調光・調色)

【定番】今は蛍光灯ではなく、器具ごと交換するLED一体型が主流です。6畳〜12畳用など部屋の広さに合わせて選びます。アイリスオーヤマやパナソニック製なら取り付けも簡単です。 価格: 4,000円〜

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簡易取付ダクトレール

画像: (天井に付けるレール) 説明: 【アレンジ】工事不要で、引掛シーリングに取り付けられるレール。これを使えば、憧れのスポットライトやペンダントライト多灯使いが賃貸でも実現できます。 価格: 5,000円〜

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人感センサー付きLED電球

【自動化】トイレや廊下のスイッチ交換ができない場合、電球をこれに変えるだけで「自動点灯」になります。工事不要で生活が便利になる神アイテムです。 価格: 1,000円〜

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絶対にやってはいけないNG行動

ダウンライトを自分で交換する
ダウンライトは天井裏の配線と器具が直結しています。「電球交換」は可能ですが、「器具ごとの交換」は電気工事士の資格必須です。素人が配線をいじると、天井裏でショートして見えない火災を引き起こします。
お風呂の照明パッキンを無視する
浴室や屋外の照明(防湿・防雨型)を交換する際、防水パッキンがズレたり劣化していると、湿気が器具内に入り込みます。これが原因で漏電やサビによるショートが発生します。水回りの電気工事はプロに任せるのが鉄則です。
センサーライトの配線を延長コードで繋ぐ
玄関灯などを増設したい時、屋外で普通の延長コードを使うのは危険です。雨で漏電してブレーカーが落ちたり、紫外線で被覆がボロボロになります。屋外配線は「PF管」などで保護する専門工事が必要です。

自力で解決 vs プロの業者 比較表

比較項目 自分で解決 (DIY) プロに依頼
費用目安 4,000円 〜 15,000円 15,000円 〜 100,000円
対応できる照明の種類 引掛シーリング対応のシーリングライト、ペンダントライトのみ。 ダウンライト、ブラケット(壁付け)、シャンデリア(重量級)、屋外灯など全て対応。
配線の美しさ モールで隠すのが限界。 天井裏や壁の中を通してスイッチを新設したり、移設したりできる(隠蔽配線)。
安全性(重量・熱) 重い照明を無理につけて落下させたり、断熱材施工器具に非対応のLEDをつけて短寿命になるミスがある。 天井下地を確認して補強を行い、器具に合った正しい施工を行う。

プロに頼むべきサイン

以下のような場合は、無理せずプロに相談することを推奨します。

引掛シーリングが割れている・グラグラする 重度

照明を外した時、天井の部品(ローゼット)にヒビが入っていたり、ビスが抜けてグラグラしている場合は、新しい照明を付けてはいけません。重みに耐えられず落下します。部品交換(要電気工事士)が必要です。

照明をつけると「ジージー」音がする 重度

蛍光灯器具から異音がする場合、内部の安定器が寿命を迎えています。発火の前兆ですので、管を変えるのではなく、器具ごとの交換が必要です。直結型ならプロへ連絡を。

ダウンライトをLEDに変えたい 中度

ダウンライトには「断熱材施工器具(Sマーク)」という特殊なタイプがあり、対応していないLED電球を入れると熱がこもって故障・発火します。器具ごとLED一体型に交換するのが安全で長持ちします。

💡 プロからのアドバイス 照明工事で一番多い失敗は、「ネットで安く買った海外製の照明が、日本の天井器具に合わない」というケースです。 特にIKEAや海外通販の照明は、取り付け方法が特殊だったり、電圧の仕様が微妙に違うことがあります。 DIYで交換するなら、まずは「国内メーカー(パナソニック、アイリスオーヤマ、コイズミ等)」の「引掛シーリング対応」と書かれた製品を選ぶのが、一番安全で確実な近道です。

よくある質問

Q. シャンデリアを買ったけど、重くて付けられません。
A. 海外製の豪華なシャンデリア(5kg以上)は、通常の引掛シーリングでは支えきれません。天井の「野縁(のぶち)」という木材に直接ビスを打つか、アンカーボルトを設置する補強工事が必要です。電気屋さんに相談してください。
Q. 蛍光灯のヒモ(スイッチ)が根元から切れました。
A. 器具内部のスイッチ故障です。修理するより、リモコン式のLEDシーリングライトに買い替えた方が安く済みます。
Q. 賃貸ですが、ダウンライトを交換できますか?
A. できません。ダウンライトは「建物の一部(設備)」扱いなので、勝手に交換すると退去時にトラブルになります。電球交換は自由ですが、器具自体の変更は管理会社の許可と工事指定が必要です。

「自分では難しい…」と感じたら
無理せずプロに相談しましょう

DIYでの失敗が悪化を招くこともあります。電気工事の専門家が最短30分で駆けつけます。

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監修者
この記事を書いた人
暮らしのお困り事アドバイザーManami

10年間、生活のお困り事サービスサイトの運営に携わりお困り事アドバイザー&解決インフルエンサーとして活動しています。業界・ユーザーの双方の課題を解決してきた経験を基にわかりやすく情報を提供します。

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