【独自調査】全国18,342社の施工業者データを分析:優良業者ほど「価格表」を細分化して公開する傾向が明らかに
【2026年1月4日 FeedBook調査チーム調査発表】

暮らしのお困りごと解決プラットフォーム「FeedBook」は、自社が保有する日本最大級の施工業者データベース(18,342社)を対象に、「情報の透明性と顧客満足度の相関」に関する大規模な定量調査を実施しました。
近年、インターネット上の「格安価格」を信じて依頼した結果、現場で高額な追加請求を受けるトラブルが急増しています。今回の調査では、こうした被害を未然に防ぐための強力な指標が、業者が事前に公開している「価格情報の密度」にあることが統計的に明らかになりました。
1.満足度と価格公開密度の強い相関
今回の調査では、FeedBook独自の鑑定スコア(5点満点)が4.5以上の「優良業者」と、一般的な業者(スコア3.0以下)の価格開示姿勢を比較分析しました。
その結果、優良業者の82.4%が「基本料金・作業費・材料費」を個別に細分化して記載しているのに対し、一般的業者で同様の開示を行っているのはわずか15.8%に留まりました。

技術力と適正な利益構造を持つ業者ほど、コストをロジカルに説明できるため、詳細な価格提示を厭わない傾向が顕著に表れています。
2. トラブルを未然に防ぐ「追加料金」の明文化
消費者が業者選びで失敗する最大の要因は、駐車場代やキャンセル料、深夜割増といった「付帯費用」の不透明さです。全18,342社のうち、これらの追加料金発生条件をすべて詳細に明文化している業者は全体の12.2%しか存在しませんでした。

しかし、この「上位12%」の業者は、顧客満足度において業界平均の1.8倍という極めて高い数値を記録しています。情報の出し惜しみをしない姿勢が、ユーザーとの信頼関係構築に直結していると言えます。
3. 「見積もり無料」の22.4%に潜むリスク
さらに、集客の常套句となっている「見積もり無料」という表現についても深掘り調査を行いました。
分析の結果、見積もり無料を謳う業者のうち22.4%が、実際には別途発生する可能性のある「出張費」や「調査費」についての注釈を判読困難な場所に隠している、あるいは全く記載していない実態が判明しました。特に「一式 〇〇円〜」という表記のみを多用する業者には注意が必要です。
4. 監修者の視点:透明性は誠実さの証明である
今回の1.8万件に及ぶビッグデータ分析は、業界の健全化に向けた重要な指標となります。悪質な業者は、現場で価格を吊り上げるための「含み」を持たせるため、あえて情報を曖昧にします。
対照的に、FeedBookの鑑定基準で高く評価される業者は、作業内容を工程ごとに分解して説明する能力に長けています。価格の透明性は、単なる数字の問題ではなく、その業者の「プロフェッショナリズムと誠実さ」の証明なのです。
【まとめ】失敗しない業者選びの3つの新基準
今回の18,342社のデータ分析から導き出された、トラブルを避けるための最終結論は以下の通りです。
- 価格の細分化を確認する: 「一式」ではなく、作業費や材料費が3つ以上の項目に分かれて明記されているか。
- 注釈の実費を確認する: 駐車場代や出張費の発生条件が、隠されずに記載されているか。
- 鑑定スコアを指標にする: 統計的に透明性が証明されている「鑑定スコア4.0以上」の集団から選ぶ。
FeedBookでは、今後もこうしたデータ解析を通じて、消費者が安心してサービスを利用できる環境づくりを推進してまいります。