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内装リフォーム

内装DIYの落とし穴!「壁紙」のヨレと「棚」の落下を防ぐ、プロ直伝の『下地探し』完全ガイド

暮らしのお困り事アドバイザーManami 監修
2025年12月 最新情報
「白い壁紙が黄ばんで古臭い…」「洗濯機の上に収納棚が欲しい…」 内装リフォームは、材料さえ揃えば週末にDIYで実現可能です。特に壁紙の張り替えは、部屋の印象を一瞬で変える魔法のような効果があります。

しかし、ただ貼るだけ、ただネジを回すだけでは、数ヶ月後に「壁紙が剥がれてくる」「棚が落ちて壁に大穴が開く」という悲劇が待っています。 本記事では、DIY成功の鍵を握る「下地(したじ)」の見つけ方と、初心者でも失敗しない「生のり付き壁紙」の選び方を解説します。
この記事でわかること
  • 棚が落ちない!「下地センサー」と「ボードアンカー」の正しい使い方 初心者でもプロ並み?「生のり付き壁紙」が選ばれる理由 剥がさずに貼るのがNGな理由と、正しい「下地処理」の手順 賃貸派の救世主「ディアウォール」を使った棚作り

失敗しないための壁作業・事前チェック3項目

・「下地センサー」で柱を探す

棚を付ける際、壁のどこにネジを打っても良いわけではありません。一般的な壁(石膏ボード)は脆く、ネジが効きません。壁の裏にある木の柱(間柱)を探すために、必ずセンサーか針タイプの下地探しを使ってください。

・コンセントカバーとカーテンレールを外す

壁紙を綺麗に貼るコツは「障害物をなくすこと」です。面倒くさがってカバーの上からカッターで切ると、必ず隙間ができて素人感丸出しになります。ドライバー1本で外せるものは全て外してください。

・壁紙の種類(リピート)を確認

無地なら簡単ですが、レンガ柄や花柄などの「柄物」は、隣り合う壁紙の柄を合わせる(リピート調整)必要があります。無駄になる部分が出るため、実寸よりも2〜3割多めに購入する必要があります。

壁紙・収納・キズ…住まいの「小さな不満」が溜まる原因

壁紙の汚れ・破れ・カビ

スイッチ周りの手垢、タバコのヤニ、結露によるカビなど。クリーニングでは落ちない汚れは、張り替えるしかありません。6畳一間を変えるだけで新築のような明るさが戻ります。

収納不足(デッドスペース活用)

洗面所やトイレの上部など、「ここに棚があれば便利なのに」という空間。既製品の家具が置けない場所でも、DIYなら「自在棚(可動棚)」を設置してミリ単位でピッタリの収納が作れます。

ペットによるひっかき傷

猫や犬が壁をガリガリやってボロボロになった状態。下地の石膏ボードまで削れている場合は、パテ埋め補修をしてから、「スーパー耐久性」などのペット対応壁紙に張り替えるのが正解です。

壁紙張り替え&可動棚DIYの基本手順

1
古い壁紙を剥がし、パテ処理

カッターを入れて古い壁紙を裏紙(薄い紙)一枚残して剥がします。段差や穴がある場合は「パテ」を塗って平らにし、ヤスリがけをしてツルツルにします。この下地処理が仕上がりの9割を決めます。


2
「生のり付き壁紙」を貼る

初心者は絶対に「生のり付き」を選んでください。裏に糊がたっぷり塗ってあり、乾くまでは何度でも貼り直し(微調整)ができます。シールタイプは貼り直しが効かず、逆に難しいです。


3
棚柱(ガチャ柱)の設置

可動棚を作る場合、金属のレール(棚柱)を壁に固定します。

  • 下地センサーで柱の位置を特定。
  • 長いコーススレッド(ネジ)で柱に固定。
  • 水平器を使って、左右のレールが水平になるように設置。

Amazonやホームセンターで買える!DIYアイテム

生のり付き壁紙(30mパックなど)

【初心者推奨】糊が機械で均一に塗られた状態で届きます。フィルムを剥がせばすぐ貼れるので、面倒な糊付け作業が不要。道具セット付きがおすすめです。 価格: 10,000円〜

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下地探し どこ太(針タイプ+マグネット)

【必須】壁に細い針を刺して、手応えで柱を探す道具。先端に磁石が付いているタイプなら、壁の中の釘(軽天)も探知できます。棚付けの必需品です。 価格: 1,200円〜

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カベロック(ボードアンカー)

【補強】柱がない場所にネジを打ちたい時に使います。石膏ボードの中で傘のように開いたり、ガッチリ噛み込んでネジを効かせます。 価格: 500円〜

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気をつけて!やってはいけないNG行動

石膏ボードに直接ネジ止めする
棚DIYの最大事故です。 日本の住宅の壁の9割は「石膏ボード」という脆い板です。ここに直接ネジを打っても、白い粉が出てすぐに抜けてしまいます。必ず「間柱」に打つか、「ボードアンカー」で補強する必要があります。
古い壁紙の上から重ね張り
「剥がさずに貼れる」と謳う商品もありますが、基本的にはNGです。下の壁紙の凹凸を拾って仕上がりが汚くなる上、重みで下の壁紙ごと剥がれ落ちてくるリスクが高いです。プロは必ず古い壁紙を剥がします。
天井の張り替えに一人で挑む
天井のクロス貼りは、重力との戦いです。糊を含んだ壁紙は重く、上を向き続ける作業は首と肩を破壊します。また、一人だと支えきれずにシワだらけになります。天井だけはプロに任せるか、最低でも2人以上で作業してください。

自力で解決 vs プロの業者 比較表

比較項目 自分で解決 (DIY) プロに依頼
費用目安 15,000円 〜 30,000円 40,000円 〜 70,000円
継ぎ目(ジョイント)の処理 カッターの入れ方が甘く、継ぎ目が開いてきたり、目立ってしまうことが多い。 「ジョイントコーク」などを駆使し、どこが継ぎ目かわからないレベルで一体化させる。
廃材処理 剥がした大量の古壁紙は、糊でベタベタしており、自治体によってはゴミ出しが大変。 産業廃棄物として全て持ち帰って処分してくれる。
棚の耐荷重 下地を外してしまい、本を載せたら落下した、という事例が多い。 確実に下地を狙い、必要なら壁を開口して下地補強(ベニヤ入れ)を行ってから設置するため、数十キロの荷重にも耐える。

プロに頼むべきサイン

以下のような場合は、無理せずプロに相談することを推奨します。

壁にカビが大量発生している 重度

壁紙を剥がした裏の石膏ボードまで真っ黒な場合、単に張り替えてもすぐにカビてきます。断熱材の不備や雨漏りが疑われるため、内装業者ではなくリフォーム会社による根本治療が必要です。

砂壁・土壁・コンクリート壁 重度

昔ながらの砂壁や、マンションのコンクリート壁に直接壁紙を貼るには、強力なパテ処理やシーラー処理といった高度な下地調整技術が必要です。素人が貼ってもすぐに剥がれ落ちます。

重量物を載せる棚(本棚・TV台) 重度

雑誌や図鑑などの本は非常に重いです。簡易的なボードアンカーでは支えきれません。壁を一度壊して、中に厚いコンパネ(合板)を入れる「壁補強工事」が必要なため、大工仕事になります。

💡 プロからのアドバイス 内装リフォーム、特に壁紙張り替えで一番大切なのは「カッターの切れ味」です。 プロは腰袋に大量の替刃を入れており、常に鋭利な刃先でスパッと切ります。DIYで失敗する人の多くは、勿体ないからと錆びた刃や丸まった刃を使い続け、結果として継ぎ目が汚くなり、後悔することになります。 「刃を折る勇気」を持つだけで、仕上がりは劇的に向上しますよ。

よくある質問

Q. 賃貸でも棚を付けられますか?
A. ネジ穴を開けられない賃貸には、「ディアウォール」や「ラブリコ」といった、突っ張り棒の原理で2×4材(木材)を柱にするアイテムが最適です。壁を傷つけずに自由な位置に棚を作れます。
Q. 壁紙はどのくらい持ちますか?
A. 環境によりますが、約10年〜15年が張り替えの目安です。DIYの場合、継ぎ目から剥がれやすいため、5年程度で補修が必要になることが多いです。
Q. カッターの刃はどれくらいで変える?
A. 「1枚切るごとに折る」のが鉄則です。糊がついた壁紙は切れにくく、少しでも刃が鈍ると壁紙を「引きちぎる」形になり、断面がガタガタになります。プロは惜しみなく刃を折ります。

「自分では難しい…」と感じたら
無理せずプロに相談しましょう

DIYでの失敗が悪化を招くこともあります。内装リフォームの専門家が最短30分で駆けつけます。

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監修者
この記事を書いた人
暮らしのお困り事アドバイザーManami

10年間、生活のお困り事サービスサイトの運営に携わりお困り事アドバイザー&解決インフルエンサーとして活動しています。業界・ユーザーの双方の課題を解決してきた経験を基にわかりやすく情報を提供します。

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