トイレつまりの原因をまず把握する
トイレが流れなくなったとき、まずはトイレットペーパーの使いすぎや異物投入が原因ではないか確認します。例えば、ペーパーを大量に流しすぎた場合や、子どものおもちゃ、布などを誤って流した場合が考えられます。
高圧洗浄・トイレブラシを使った応急処置
軽度のつまりなら、トイレブラシの柄を便器内の排水口に押し当て、空気を押し出すことで水圧を高め、つまりを解消できる場合があります。十分に水を溜めてからブラシをグッと押し、ゆっくり引く動作を数回繰り返してみましょう。
ラバーカップ（スッポン）の使い方とコツ
本格的にトイレつまりを解消するにはラバーカップ（スッポン）が必須です。コツは以下の通りです。
1. 便器内の水位を調整して、ラバーカップでしっかりと排水口を覆う
2. 手前に引くのではなく、固く押してから引くを繰り返す
3. 無理に力を入れすぎず、空気が入らないよう隙間を埋める
これらを繰り返すことで、つまりが軽度の場合は数回で解消できます。
ラバーカップでも直らない場合の対処法
長時間つまりが解消しない場合は、ワイヤーブラシ（トイレ用ドレンクリーナー）を差し込んで異物を絡め取る方法があります。ただし、ワイヤーを無理に差し込みすぎると便器を傷つける恐れがあるため、慎重に作業しましょう。
業者へ依頼するときの費用相場と選び方
自力では直らない場合、専門の水道業者に依頼します。費用相場は以下の通りです。
・軽度のトイレつまり（ラバーカップ作業のみ）：5,000～8,000円程度
・ワイヤーブラシや高圧洗浄機を使用：10,000～15,000円程度
・深夜・休日対応：追加で3,000～5,000円程度加算されることが多い
口コミや対応エリアを確認し、「トイレつまり 即日対応」「水道屋 24時間」で検索すると当日中に駆けつけてくれる業者が見つかります。
まとめ
トイレつまりはラバーカップやワイヤーブラシである程度自力解消が可能です。しかし、異物投入や配管劣化が原因の場合は無理せず専門業者へ依頼しましょう。費用相場を把握し、複数の業者を比較して選ぶことがコツです。
