防犯ガラスの種類と導入メリット

防犯ガラスの種類と導入メリット

防犯ガラスとは何か?特徴と効果

防犯ガラスは通常のガラスに特殊なフィルムや合わせ技術を施した強化ガラスの一種です。代表的なものに
合わせガラス(ラミネートガラス)
強化ガラス(フロートガラスに熱処理を施す)
があります。合わせガラスは、ガラスとガラスの間に割れにくく引き裂き強度の高いPVBフィルムを挟み込んでおり、割れてもフィルムにガラス片が残るため、侵入に時間がかかります。

主な防犯ガラスの種類と用途

1. 合わせガラス(ラミネートガラス)
ガラス破片が飛散せず、侵入に時間がかかるため、住宅の玄関ドアや店舗のショーウィンドウに最適です。
2. 防犯フィルム貼付タイプ
既存ガラスの内側にフィルムを貼るだけで防犯性を高められるため、リフォーム時にコストを抑えたい場合におすすめ。
3. 強化ガラス
通常ガラスよりも4~5倍の耐衝撃性があり、飛散も少ない。主に窓や玄関のサイドライトに用いられます。

防犯ガラス導入のメリット

侵入時間の延長:空き巣は短時間で侵入を試みるため、防犯ガラスがあるだけで諦めるケースが多い。
飛散防止:万が一割れても破片が飛び散らず、ケガのリスクを軽減。
断熱・遮熱効果:合わせガラスには断熱フィルムが入っているタイプもあり、冷暖房効率を高める。
遮音性能の向上:ガラスの層が増えることで、外からの騒音を遮る効果があります。

導入コストと費用相場

防犯ガラスの導入費用は、ガラスの種類や大きさ、フィルムの厚みによって異なります。
合わせガラス(3mm+PVBフィルム+3mm):坪(3.3㎡)あたり約60,000~80,000円程度
防犯フィルム貼付(厚さ1.5mm):1㎡あたり約10,000~15,000円程度
強化ガラス(5mm厚):1㎡あたり約20,000~30,000円程度
施工費・現地調査費が別途かかるため、複数社から見積もりをとり、相場を把握してから依頼しましょう。

まとめ

防犯ガラスは侵入抑止・飛散防止・断熱遮熱・遮音効果といったメリットがあり、住宅や店舗の安全性を高めます。既存の窓ガラスに「防犯フィルム」を貼るだけでも手軽に導入できるため、費用や手間に合わせて最適な防犯ガラスを選択しましょう。信頼できるガラス屋に相談して、目的に合ったガラスを導入してください。

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