実態調査鑑定書
01 総合調査サマリー
「コンシェルジュサービス」は、東京都港区を拠点に首都圏・関西・中部と広く展開する水回り修理業者です。公式サイトは非常に整っており、24時間対応やスピード駆け付けを強みとしています。しかし、調査の結果、東京都水道局の「指定給水装置工事事業者」名簿には同名での登録が確認できません(2024年時点データ)。また、所在地とされる「Kcビル」には複数の階が存在しますが、公式サイトに階数の明示がない(Googleマップ上では6階と補足あり)点は、実在性の観点で慎重な判断を要します。広告費を投下している集客型業者の特性が強く、利便性は高い一方で、価格の透明性と公的資格の裏付けに課題が残る結果となりました。
02 項目別詳細判定
[ 具体的根拠 ]
港区東麻布2-35-1。Kcビル6階。ビルは実在するが看板等の露出は乏しい。
[ 具体的根拠 ]
公式サイトに「指定工事店」の番号記載なし。都水道局名簿にも不掲載。
[ 具体的根拠 ]
項目例はあるが「最低料金」のみの記載。総額が見えにくい。
サービス・価格の透明性分析
公式サイトに記載されている主要な料金例は以下の通りです。
トイレのつまり除去: 4,400円〜
蛇口の水漏れ修理: 4,400円〜
排水管の洗浄: 8,800円〜
出張費・見積もり: 0円(ただし作業キャンセル時の規定が不明瞭)
【アナリストの懸念】 多くの「〜」表記は、基本工賃のみを指している可能性が高いです。部材代や特殊作業費が加算された際、ポータルサイト等の平均相場と比較して割高になるリスクがあります。特に「指定工事店」ではない場合、自治体の減免制度が利用できないため注意が必要です。
[ 具体的根拠 ]
「PL保険加入」「クーリングオフ対応」を明文化している点は評価。
03 FeedBook 調査員の眼
本業者は、自社施工というよりも協力業者を束ねるプラットフォーム的な側面が強いと推測されます。最大の強みは、港区という都心に拠点を置きつつ、深夜・早朝を問わない受付体制にあります。しかし、住宅設備の「根本的な改修」や「リフォーム」を依頼するには、公的資格の開示が不足しています。軽微な詰まりの応急処置には適していますが、長期的な信頼関係を求める水道工事においては、相見積もりが必須の店舗と言えます。
04 ユーザー体験(実録要約)
ネット上の複数のレビュープラットフォームおよびGoogleマップの投稿を分析した結果です。
ポジティブな評価:
「電話から30分で来てくれた。夜中だったので本当に助かった。」
「作業員の方の身なりが清潔で、説明も丁寧だった。」
ネガティブな評価:
「基本料金4,400円とあったが、最終的に数万円の請求になった。内訳の説明が不十分。」
「見積もりだけで帰ってもらおうとしたら、態度が急変した。」
「ポータルサイト経由と公式サイト経由で、料金体系に差があるように感じる。」
05 地域性・地元親和性
港区東麻布周辺は、「築年数の経過した高級マンション」と「極めて狭小な路地に面した戸建て」が混在する地域です。
適合性: 港区東麻布に拠点があるため、麻布、六本木、三田エリアへのレスポンスは最速クラスです。狭い路地での作業車の手配など、地域特有の交通事情には慣れていると考えられます。
優位性とリスク: 近隣の老舗水道店が夜間対応を停止している中、24時間対応は大きな優位性です。ただし、港区のマンションは管理規約が厳しく、水道局指定業者以外の入室や工事を制限しているケースがあります。依頼前に必ず「指定業者による施工が必要か」を管理組合に確認することをお勧めします。
06 実態調査の透明性と基準
実態調査鑑定書とは?
FeedBookの鑑定レポートは、特定の利害関係に寄らない「第三者による実態調査」です。以下の基準に基づき、透明性の高い情報提供を行っています。
- 認定調査員による物理的エビデンス(HP・GBP・店舗所在)の確認。
- 公開情報と実態の整合性チェック。直接の取材を通した公開情報との差異。
- SNS・Google口コミ等、Web上のあらゆる評価の多角的調査。
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