実態調査鑑定書
01 総合調査サマリー
本団体は、一般社団法人日本建築塗装職人の会(旧:日本建築塗装職人道場)が運営する全国規模のネットワーク組織です。調査対象の「職人直営店」は、単一の施工店ではなく、事務局・本部としての機能を持ちつつ、提携する全国の優良塗装店をユーザーに紹介・橋渡しする性質が強いことが判明しました。公式サイトでは「下請け排除の直接発注」を強く提唱しており、中間マージンのカットを謳っています。所在地(東京サンケイビル)はバーチャルオフィスまたは事務局としての実態が強く、実際の施工は各地の「加盟店」が担う構造です。そのため、本部の信頼性は高いものの、施工品質は担当する各職人店に依存する点に注意が必要です。
02 項目別詳細判定
[ 具体的根拠 ]
千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル27F。オフィスビル内のため、作業場・資材置場を併設した「街の塗装店」の実態は同所にありません。
[ 具体的根拠 ]
一般社団法人日本建築塗装職人の会。代表の青木勲氏をはじめ、業界啓発活動の実績が豊富です。
[ 具体的根拠 ]
「パック料金」の記載はあるが、現場状況により変動。公式サイト内に「塗装相場」のガイドラインが詳細に記されています。
サービス・価格の透明性分析
公式サイトでは「リフォーム業界の不透明さ」を指摘し、以下の目安を提示しています(一例)。
外壁塗装: 約80〜120万円(30坪前後の標準的な住宅の場合)
屋根塗装: 外壁とセットで+20〜30万円程度
見積り: 無料診断を実施。ただし、一括見積りサイトのような比較形式ではなく、会が認めた「職人直営店」1社とのマッチングを主軸としています。
[ 具体的根拠 ]
加盟店による保証に加え、会独自の施工保証制度を謳っています。
03 FeedBook 調査員の眼
本組織の強みは、代表の青木氏による「正しい塗装工事」の普及活動に裏打ちされた高い教育水準と倫理観にあります。特に外壁塗装・屋根リフォームにおいて、過剰な営業利益を乗せる「大手ハウスメーカー」や「訪問販売」への対抗軸として、職人への直接発注を推奨する姿勢はユーザーにとってコストメリットが大きいです。 ただし、電気工事やエアコン修理といった「小規模な住まいの修理」に特化した組織ではなく、あくまで「塗装・防水・大規模リフォーム」が主戦場である点に注意。軽微な修理依頼よりも、建物全体の寿命を延ばすための抜本的なメンテナンスに向いています。
04 ユーザー体験(実録要約)
ネット上の評価および本部の活動実績から分析したユーザーの傾向です。
良い口コミ:
「職人さんが真面目で、毎日の作業報告が丁寧だった。営業マンではなく、実際に塗る人が説明してくれるので安心感がある。」
「ハウスメーカーの見積りより3割ほど安くなったが、塗料の質はランクアップできた。」
注意すべき口コミ:
「紹介された地元の加盟店によって、対応のスピード感に差があると感じた。」
「事務局への連絡と、現場の職人さんとの意思疎通にタイムラグが発生することがある。」
05 地域性・地元親和性
【地域特性と適合性】
調査対象の住所は千代田区大手町というビジネス街の中心部ですが、この拠点は「全国統括本部」としての機能です。実際の施工エリアとなる都内23区や近郊都市の住宅事情に照らすと、以下の優位性があります。
密集地対応: 都心の住宅密集地では、足場の設置や近隣への飛散防止対策が極めて重要です。「職人の会」の加盟店は、こうした厳しい現場環境でのマナー教育を重視しており、クレームリスクの低減が期待できます。
建築様式の多様性: 古い木造住宅からRC造のビルまで、塗装メンテナンスの範囲が広いため、特定の工法に縛られない「職人の知恵」による補修提案が、都心の複雑な修繕ニーズに合致しています。
災害リスク(防水対策): 近年のゲリラ豪雨による雨漏り被害に対し、単なる塗装だけでなく「防水工事」の知見を持った職人が対応する点は、千代田区近辺のビルオーナーや戸建て居住者にとっても心強いポイントとなります。
06 実態調査の透明性と基準
実態調査鑑定書とは?
FeedBookの鑑定レポートは、特定の利害関係に寄らない「第三者による実態調査」です。以下の基準に基づき、透明性の高い情報提供を行っています。
- 認定調査員による物理的エビデンス(HP・GBP・店舗所在)の確認。
- 公開情報と実態の整合性チェック。直接の取材を通した公開情報との差異。
- SNS・Google口コミ等、Web上のあらゆる評価の多角的調査。
掲載内容に誤りがある場合や、新資格の取得による情報の更新、店舗レポートの再調査・削除依頼は以下の専用フォームより承ります。
内容の修正・再調査を依頼する
