鍵の安全シリーズⅡ 「純正キー」と「ブランクキー」の見分け方
鍵屋さんに並んでいる「ブランクキー」には、背面に番号やアルファベットが刻印されていることがあります。でも、これはあくまで「その鍵の材料(型番)」を示すものです。
一方で、メーカーで作られた「純正キー」に刻印されているのは、その鍵固有の「設計図(キーナンバー)」です。この2つを見分けるポイントは、「メーカーのロゴがあるかどうか」。MIWAやGOALといったメーカー名と一緒に刻印されている番号こそが、ネットで合鍵が作れてしまう「隠すべき番号」なんです。
専門用語で知る「鍵の仕組み」の正体
私たちが普段「合鍵」と呼んでいるものには、実は2つの種類があります。街の鍵屋さんでブランクキーを削って作るものは、正確には「複製キー(コピーキー)」と言います。それに対して、キーナンバーを元にメーカーが作るものは「純正補充キー」と呼ばれます。 純正補充キーは、メーカーが保有する「マスターシリンダー」の設計データに基づいて、専用のコンピューターマシンでカットされます。ブランクキーから削り出す複製キーはどうしても微細な誤差(公差)が生じやすいのですが、純正キーは精度が「100%」のため、鍵穴を痛める心配もありません。だからこそ、番号さえあれば誰でも「完璧な予備」を作れてしまうのが、便利でもあり怖さでもあるんですよね。番号を隠すためのチェックポイント
もし手元の鍵を見て、「メーカー名」と「長い番号」がセットで刻まれていたら、それは間違いなく純正キーです。以下の点に注意して、番号が漏れないようにしましょう。- ブランクキーの番号は無視してOK:もし鍵屋で作った「合鍵(複製キー)」を使っているなら、そこに刻まれた型番からネットで合鍵を作られる心配はまずありません。
- 純正キーは「家の中」で保管:普段持ち歩くのは、純正キーから作った「複製キー」にするのも一つの手です。これなら万が一落としても、番号から合鍵をネット注文されるリスクをゼロにできます。
- 番号部分にシールを貼る:キーカバーが手元にないときは、とりあえずシールを貼って隠すだけでも「ついで見」による盗み見を防げますよ。