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ゴキブリが目の前に出たら、スリッパなどで叩いてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、物で叩いて退治すると菌や糞などが部屋に散らばってしまうため、処理が大変であまりおすすめできません。
では、ゴキブリ退治の仕方にはどのようなものがあるのでしょう?
目の前に現れた場合や家の中に潜んでいる場合の退治の仕方を紹介していきます。
また、家の中に入ってこないようにする対策と、退治した後の死骸の処理の仕方についてもお伝えします。
目の前にいるゴキブリを退治する方法
目の前にゴキブリが現れたら、慌てずに次のような方法で退治をするのがおすすめです。
ゴキブリ用の殺虫スプレー
目の前のゴキブリには、ゴキブリ用の殺虫スプレーを吹きかけましょう。
素早く動くゴキブリの進行方向をめがけてスプレーするのがコツです。
スプレーを探している間にゴキブリを見失わないよう、ゴキブリがよく出現する場所に置いておきましょう。
食器用洗剤
ゴキブリ用の殺虫スプレーがない場合は、食器用洗剤でも代用できます。
食器用洗剤を直接ゴキブリめがけてかけましょう。
ただし、食器用洗剤を使った場合は退治した後、すぐに処理をする必要があります。
食器用洗剤に含まれる界面活性剤がゴキブリにかかることで、ゴキブリが保有していた菌が溶け出す可能性があります。
退治したら死骸をすぐに処理する
ゴキブリが退治できたら、死骸はすぐに処理をすることを忘れずに。
素手で触らず、必ず手袋などをしたり、トングで挟んだりして処分しましょう。
死骸のあった場所は、洗剤などでしっかり掃除をしてください。
そのまま放置してしまうと、ほかのゴキブリが死骸を食べに集まってきます。
また、メスの場合死に際に産卵することがあるため、卵にも注意が必要です。
ゴキブリの卵に殺虫スプレーは効果がありません。
死骸とともに処分しないと、卵からたくさんのゴキブリが生まれてしまうので注意が必要です。
ゴキブリを始末できなかった場合
逃げられて始末できなかった場合は、ゴキブリがいた場所にスプレーをかけておきましょう。
下駄箱や家具の隙間などに逃げたとしても、殺虫スプレーの効果で出てくる場合もあります。
または、危険を感じて、家から逃げていくこともあります。
家の中にいるゴキブリを退治する方法
家の中に潜んでいる可能性のあるゴキブリを退治するには、次のような方法があります。
捕獲アイテム
よく知られているのがゴキブリ用粘着シートではないでしょうか。
ゴキブリの家のような捕獲アイテムで、ゴキブリが出現しそうな場所に置くだけです。
ゴキブリが好むエサのニオイにつられてゴキブリハウスの中に足を踏み入れれば、粘着剤に足がくっついて身動きできなくなります。
死骸を確認できるのも捕獲アイテムの特徴です。
駆除エサ
死骸を見たくない、巣ごと退治したい場合は駆除エサがおすすめです。
駆除エサを食べたゴキブリは巣に帰ってから絶命します。
さらに、死骸を食べる習性のあるゴキブリは駆除エサを食べたゴキブリを食べ、自分も死んでしまうのです。
くん煙剤やくん蒸剤
家具の隙間などに隠れているゴキブリを一斉に駆除できるのが、煙タイプのくん煙剤や、蒸気タイプのくん蒸剤です。
ゴキブリは暗くてあたたかい場所を好むので、家具やエアコンなどの裏に隠れていることが多いものです。
煙や蒸気タイプの駆除剤は、家具の隙間まで薬剤が届くのでゴキブリを退治できます。
煙タイプは火を使わないので安全ですが、使用時は屋外に出ること。
パソコンなどの精密機器はカバーなどをかけておくか、ほかの場所に移しておきましょう。
蒸気タイプは煙が出ないのでマンションなどの集合住宅での使用に適しています。
家の中にゴキブリが侵入するのを防ぐ方法
ゴキブリは住宅のわずかな隙間から入ってきます。
外からの侵入を防ぐには、次のような対策をしましょう。
ゴキブリが入ってくる隙間をふさぐ
キッチン周りである排水溝の隙間は隙間防止テープやパテなどを使うとよいでしょう。
窓には隙間テープを貼るのがおすすめです。
換気扇の隙間防止にはフィルターをつけるとよいです。
忌避剤を塗布しておく
ゴキブリの忌避剤を玄関やベランダ、エアコンの室外機の近くなどに置いておく、またやスプレーをしておきましょう。
侵入経路に置いておくことで、家に近づかないようにできます。
ゴキブリが嫌がる香りを置く
ゴキブリはハッカやアロマの香りを嫌がります。
網戸にアロマオイルを塗っておいたり、部屋でアロマを焚いたりするのもおすすめです。
おすすめなのは、ペパーミントやシナモン、レモンやローズマリーなどです。
家の中は常に清潔にしておく
日頃から家の中を清潔にしておきましょう。
食べ残しや食事の後の食器などをそのままにせず、すぐに洗ってかたづけておくこと。
生ごみを溜めないこと、また排水口も常に清潔にしておきましょう。
さらに、トイレやキッチン、バスルームなどの掃除を欠かさず、清潔に保つことがゴキブリを寄せ付けないために必要なことです。
ゴキブリの死骸などの後処理の仕方
ゴキブリを退治した後の死骸も、きちんと処理をすることが大切です。
死骸があった場所は掃除をする
死骸があった場所は死骸を取り除いた後、洗剤で洗っておくことをおすすめします。
卵が残っていたり、菌が残ってしまったりすることもあるので、雑巾やブラシでしっかり掃除をします。
掃除に使った雑巾は捨てた方がよいです。
掃除機を使った場合は、掃除機の中のゴミ袋も捨ててしまいましょう。
処理した死骸は袋に入れる
処理をした死骸は袋に入れて廃棄しましょう。
卵などが付着していることもあるので、袋の口はしっかりと閉め、早めに処分することをおすすめします。
状況に合わせた対処法でゴキブリを退治しよう
ゴキブリ対策としては普段から家の中を清潔にしておくことが大切です。
特に生ゴミなどは放置せず、早めに処分しておくことをおすすめします。
また、目の前に現れた場合はスプレーなどで対処できますが、多くのゴキブリは家具などの奥に潜んでいるものです。
くん煙剤などで退治をしたり、捕獲アイテムを使ったりして退治をするのがおすすめです。
ゴキブリが目の前に現れたらすぐに殺虫スプレーで退治ができるよう、準備もしっかりしておきましょう。
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